「今週のお題」「変わった」
はじめに
お久しぶりです! なんです。前回日記祭用に日記を書いてからちょっと時間が空いちゃったので、書きかけのは放置して楽しそうなお題をさらっと書いていきたいと思います。ちなみにやることたくさんたまってるけど無視します笑。
お題は好きな本10冊紹介!ということで、Twitterでよくある#名刺がわりの小説10選 になぞらえて書いていこうと思います〜。
2019/04/29の小説10選
Twitterの趣味垢に4年前の小説10選があったので比べてみたいと思います。
こころ 夏目漱石
城の崎にて 志賀直哉
マイ国家 星新一
少女は卒業しない 朝井リョウ
おお〜今から見ると結構尖っているというか思春期の脆さを感じるラインナップ、、笑なんというか絶妙に中間あたりの選出が背伸びしている感じでいいですね。(本の感想じゃない)でも最後の3つくらいで本音っぽさというか甘酸っぱいのも好きなんだなというのがよくわかる。自分のことだし。『痴人の愛』を入れているのが高校、大学感あります。この本内容があれですけど結構面白くて、一時期かなりハマっていました。ヒロインの小悪魔っぷりとそれに嬉々として翻弄されにいく無粋な主人公がまあ最高です笑。『城の崎にて』とか『こころ』は絶対国語の教科書から取ってきてますよね、、!『城の崎にて』好きすぎて家で何回も音読した記憶があります。「山手線の列車に跳ね飛ばされて、、」みたいなやつです。夕方のよくわからない道を、いきたいのか死にたいのか曖昧な気持ちでふわふわした足取りで歩いていて、街の灯が遠くに浮かんでいる、っていう情景が印象的でした。あと溺れかけているネズミにみんなが石を投げるシーンとか、、。改めて読みたいですね。
2023/04/17の小説10選
小説、ということですが詩集も入れちゃいます!2019年との被りもありです。
死んでしまう系のぼくらに 最果タヒ
未来いそっぷ 星新一
幸福論 アラン
ちいさなちいさなせいしょのおはなし ドン・ボスコ社
八日目の蝉 角田光代
悲しみよ こんにちは サガン
被りもありと言いましたが『星の王子さま』と『きみはポラリス』以外被りませんでした笑。こうやって見ると2019年より漢字が減った気がします。あと昭和名作省いちゃってごめん、、。読み返す本を中心に選びました!『死んでしまう系のぼくらに』や『幸福論』は過去記事でも紹介していますね。あと、村上春樹さんは正直どの作品もバイブルになっているので、前回と変わったのは違うタイトルが書きたかっただけだからです。『八日目の蝉』はドラマや映画(確か広末涼子さんが演ってた)にもなってて有名ですが、小説も面白かったです! 赤ちゃんの描写がとてもうまくて、本を読んでいるのに本当に体温や匂いがぶわぁっと感じられて衝撃的でした。『ちいさなちいさなせいしょのおはなし』はキリスト系の幼稚園でいただいた絵本なんですけど、なぜか読むと落ち着くので不思議です。私は種を蒔く人の話が好きです。あんまり意味は分かってないし全然仏教徒なんですけど、、。聖書はちゃんと読んだことないのでいつか読んでみたいですね。『悲しみよ こんにちは』はフランスの小説なんですけど、あの切ないともなんとも言えない夕焼けみたいなイメージがすごく印象的です。
2019→2023では昭和の名作から海外小説に移行している感じがわかりやすいですね笑。クンデラの『存在の耐えられない軽さ』とかも結構好きでした!あとヘルマン・ヘッセの『車輪の下』は買ったのにずっと読んでないので早く読みたいです。ただ電車で読もうと思うと鞄の中で本が押しつぶされるので持っていけないんですよね〜。
さっき挙げた過去記事を貼り付けておきます。
おわりに
2ヶ月ぶりの投稿でしたが、4年前との比較ができて結構楽しかったです。そういえば太宰治の『人間失格』だけなぜか読んでいないな、、。読みたいです。読みたい本はたくさんありますーー、読んでいる間は時間が止まるような最高の読書空間が欲しいな。あとコーヒーとケーキも。それでは〜。
読んでくれてありがとうございました。
新生活の人も、そうじゃない人も、健康に気をつけてお過ごしください。