2020年の映画記録

はじめに

 お久しぶりです。一ヶ月ぶりになってしまいました、、。課題が一つ終わって、また新しく始まりました(遠い目)今回は、2020年に私が見た映画を適当にピックアップして感想を書いていきます。おすすめはたくさんありますね!つらつら書いていくので適当にどうぞ。

 

2020年を振り返って

 振り返りといっても実は「おうち時間日和」でしっかり振り返ってしまったのであまりないですが、映画のことでも書こうと思います。2020年はコロナウイルスの影響で家に長くいたので前半はかなり午後のロードショーとかを見てましたね〜。クリント・イーストウッドとかシュワちゃん(アーノルド・シュワルツネッガー)が出ている映画を流し見してました。シュワちゃんの映画は基本どんな相手でもシュワちゃんが絶対に勝つので(人数の差とか本当に関係ない)安心して流せます笑。一番よかったのは『イレイザー』で、ツッコミどころが多すぎるしシュワちゃん普通にたくさん人殺してるのになんか許されているのが面白かったです。あとシュワちゃんじゃないけど『ランボー』も面白かったです。これは想像より渋くて、主人公のランボーがかなり寡黙なところが好きでした。後半は映画館にも行きだして、『Break The Silence』『浅田家!』『青くて脆くて痛い』とかを見ました!本当は今やっている『君の瞳が問いかけている』をすごく見たいんですけど、、。主題歌がBTSだし。(BTS好き)

 残念ながら鬼滅の刃を全く見ていないんですよね。機会を逃していつの間にか大流行していて、天邪鬼なので流行ると見づらくなるという悪循環…。あと鬼滅の刃千と千尋興行収入で抜かしそうなのがよく話題になっていて面白いです。私は宮崎駿監督のジブリ作品が好きなので、抜かされるとかの話の前に色々考えてしまって困ります笑。まずジブリの中で千と千尋が一位なのか〜って思う。確かに話の奥深さと絵の完成度の全体的な感じで考えると『千と千尋の神隠し』と『もののけ姫』あたりが最盛期かな、と思う。だけど何度も見たからか、話は『紅の豚』とか『風立ちぬ』とかの渋い系も十分面白いよね、、!となる。要はいいのが多すぎて一位とか決められない。ラピュタもいいしナウシカも最高です。宮崎監督だけじゃなくて高畑監督も好きです。『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『おもひでぽろぽろ』とか。最近『火垂るの墓』を終戦記念日に放送しなくなったのはなぜなんでしょう、、。あとよく考えると千と千尋とかは劇場で公開されたのは2001年で、全然私はタイムリーではないんですよね。もちろん他のジブリ作品も大半はそう。だからジブリは映画館で売れたイメージよりDVDとか金曜ロードショーとかで全国全世代に浸透していったような気分がする。生で見たかったけど…。

 2020年の話じゃなくてジブリの話になってしまったので戻ります。あ、でも年末に放送されるナウシカは本当に楽しみですね。原作も映画もいい。映画館で見た映画は、2020年より2019年の最後に見た『永遠に僕のもの』(『El Angel』)がいまだに一番いいかもしれない。あと2019年に見た『ローマの休日』もう一回みたい。2020年アマゾンプライムで見た映画では『マイ・インターン』がよかったですね〜。『プラダを着た悪魔』が好きなので、再びのアンハサウェイのファッション系で期待してたし、ロバートデニーロが渋くて可愛らしくて癒されました。ロバートデニーロの元々のタイプを知らなかったのですが、全然違うらしいですね笑。

 

1〜11月の映画記録

今記録していた映画を調べたらかなりの量があったので、羅列してみます笑。誰の得でもない。

1月 『Back To The Future3』

2月 『Eight days a week』『キングダム』『ナイトミュージアム人間失格

    『マレフィセント2』マレフィセント『きっと星のせいじゃない』

         『モンスターズインクユニバーシティ』『Dr.ストレンジ』

         『ハッピーフィート2』『スパイダーマン Far from home』

3月 『翔んで埼玉』『激突』『夜は短し歩けよ乙女』『猟奇的な彼女

4月 『天使にラブソングを』『コンフィデンスマンJP』『愛がなんだ』

          『グランドイリュージョン』『Dirty dancing』『ワールズエンド』

5月 『イレイザー』『名探偵ピカチュウ』『ランボー

6月 『Back To The Future1』 

7月 『ゲーム』

8月 『となりのトトロ』『仮面の男』『打ち上げ花火、上から見るか横から見るか』

9月 『アダムスファミリー』『オペラ座の怪人マイ・インターン

          『マッドマックス怒りのデスロード』『青くて脆くて痛い』『LALALAND』

10月  『Break the silence』『浅田家!』『パラサイト』

11月  『コクリコ坂から

 

合計39個!記録なしで流し見しているのも入れると40〜50個くらいですね。だいたい一月に4つくらいなのでそんなに多い方ではないです(書いているのに笑)2月にやけに見ているのは、飛行機の中でずっと映画を見ていたからですね。私は飛行機が結構怖くて(理系なのにあの重さで空を飛んでいるのが感覚的に怖い)ほとんど寝れないので、10時間のフライトだとしてもほぼぶっ続けで映画を見ています。この時も行き帰り5本ずつしっかり見ました笑。

 

洋画、邦画ベスト

 私は洋画が結構好きなのですが、2020年私がみたものでまだ言ってないものだと『スパイダーマン Far from home』(2019)と『きっと星のせいじゃない』(2013)『グランド・イリュージョン』(2013) あたりが結構面白かったです。友達とわいわい見るのにちょうどいいし話もちゃんとしている。『きっと星のせいじゃない』は切ないですが、、。名作タイプではコロナ禍でリクエスト放送もされた天使にラブソングを』(1992)や『Dirty dancing』(1987)が最高でした。昔の映画の踊りって今とだいぶ違うのでそういうところも好きです!『Saturday night fever』(1977)を見た時はすごく思いました笑。「こいつはここら辺で一番踊りがうまいんだ」って言われてる人なのに今の目線で見るとえ、これ??ってなる(失礼笑。なんか踊り、特にヒップホップ系の発展はここ何十年かで一気に進化したらしいので全然感じが違う。私は踊りに苦手意識があるのですがあの時代ならよかったのかもしれない…笑。あと『Back To The Future』は人生で初めて見た洋画なので、おそらく死ぬまで私の映画ランキングトップに君臨すると思います。すごく好きです。

 邦画はあまり量を見ていないですが『夜は短し歩けよ乙女』は結構よかった記憶があります。ただ、元々森見登美彦さんの本が好きで読んでいたので映画も面白かったのかも、、。という部分はあります。内容を知らないで見ると頭の中がはてなでいっぱいになりそうですね。まあ原作も初めて読んだ時はかなりはてなで埋め尽くされましたが。(できれば天狗の樋口さんはイケメンであって欲しかった。)世界観がアニメでもほとんど損なわれていなくて、基本原作派の私的には良い映画化でした。いつもだいたいのアニメ化、映画化は原作知っているものだと嘆くので、、。

 

 最後に、邦画でも洋画でもないのですが、私の2020年見た中で一番の映画は韓国の

 『猟奇的な彼女』(2001)

 です!

話の流れもいいし恋愛映画としても飽きがないし主人公二人のキャラがとても好きでした。猟奇的かどうかは微妙ですが、(そこまで変な彼女ではなかった)彼女がとても綺麗な韓国美人で、途中の切ないシーンは心にきました…。展開が意外に読めないところがよくて、あと個人的にドラマとかでツンデレ系の女子が好きなので一番なのかも。今でもいろんなシーンをすぐ思い出せるし、さすが大ヒットしただけあるなぁと思います。主観ですが男子より女子が見た方が好きなタイプの恋愛映画かもしれないですね、なんとなく。でも本当に良い映画でした。2020年は世間で韓国ドラマが流行っていましたが(愛の不時着とか)見れていないので早く暇になって見たいですね、、。

 

最後に

 2020年の映画記録と言いながら実際は2020年公開ではない映画をたくさん挙げてしまいました。2021年も良い映画が(ダメな映画も)沢山見れるといいな〜と思います。B級映画好きが知り合いにいるので、ダメなものはそのダメさ加減が逆にいいと教わりました笑。TVにハリーポッターシリーズなどを撮り溜めしているので楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

ありがとうございました。

コロナの収束を祈願。

 

 

 

 

 

 

 

村上春樹作品 個人ランキング 長編ver.

はじめに

 珍しく、お久しぶりではないです。この前書かなかった村上春樹さんの個人ランキングの続きを10/27~11/9の読書週間に合わせて書きたいと思います!カレンダーにこの読書週間が載っていたのでそんなことを思いついたのですが、読書週間は思ったより歴史があるみたいですね。検索一発目に出てきたwikiさんによると1924年日本図書館協会が11/17~11/23まで図書週間と定めたのが始まり?なのかな。ポスターがレトロで可愛いです。

 

まず村上春樹作品の比喩について〜

 ではスタートします。ただ、村上春樹さん自身についてやこのランキングの基本姿勢(笑)については二個前の短編ランキングに書いたと思うので割愛します。最初にランキングに入る前に、前回書けなかった比喩について書いておこうと思います。村上春樹作品は知名度の割にかなり読めない人が多くいるように思い、独特の文章が特徴です。(逆に最後まで読まない人がいることで、村上作品は古本屋でも他の本と比べて大分綺麗な状態で安くゲットできるのはいいところ。かく言う私も中学生の時は読みかけて眠くなって断念しました。)あとその文章を真似して「村上構文」と言ったりしてる人もいました笑。一言で言うといい意味ではくせになるし、悪い意味ではしつこい、っていう感じです。それからよく読んでいる人はその文体が染み付いているのか書く文章も村上春樹さんっぽくなっているのが面白いです。私も読み終わった後はあの言葉遣いが頭の中でずっとこだましているような気分になったり、、。ちなみに私が自分でおおっ?と思ったのは駿台予備校の現代文霜栄先生の参考書を読んだ時です。(「現代文読解力の開発講座」)前書きの感じが村上春樹っぽさ満載です。「〜なわけだし、」「〜なだけなんだ。」という言葉遣いや、やけに片仮名が出てくるところですね笑。他にも#村上春樹で語る育児 とかをツイッターで検索するとぽいのが沢山出てくるので面白いです。おそらくあの語り口は外国小説に近いので、翻訳家としての癖なのかあとも思います。

 全然比喩にいけていませんでした、、。村上作品の比喩(直喩?)や事例は70年代や60年代の映画や小説を使うことが多くて、単純に知らなくてよくわからない、ということが多発します。まあ両親世代に聞くと知っているので逆に話が盛り上がるということもありますが…。ボブディランくらいならわかるけれど、それ以外はタイトルすら聞いたことないものが多いです。私は、なんとなく今の映画だとこういう系かな、と置き換えながら補填しています笑。隠喩やイメージは映像的なものが多く、とても頭に思い描きやすいなぁと思います。これは結構他の作家さんと比べて凄いなと思ったところです。私の想像力に合っていたのかもしれないけれど、本当に読んですぐ考えずに映像が目の前をぶわぁっと流れているような気分になります。自分がその世界に入り込んでいるような気分ですね。最近思ったのですが、読書体験はセルフVRに結構近いんじゃないかな〜と考えています。匂いや感触も想像力で再現できてしまうなんて脳は凄いな、、!と(自分の脳なのに)思います。

 

長編ランキング

それでは、ネタバレ含む個人的長編ランキングにいきたいと思います。ただこちらも短編と同様全作品読んだ訳ではないので「個人的な」感じです。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(これは短編?)と『騎士団長殺し』を読んでないですね、。短編に比べ色々語りが多くなってますがご了承ください笑。

 

⑥『ノルウェイの森

 まず、ランキング⑥は『ノルウェイの森』。これは松山ケンイチさんと菊地凛子さん主演で映画化もされているので知名度が高い。一回は必ず見てみたい。あらすじは高校生のころ自殺した親友がいて、主人公は大学生になってその親友の彼女に再会し惹かれていく。でも彼女もまた死に近づく、、。60年代の学生闘争が背景でそこは私には新鮮。主役以外の人(レイコさん、緑、ハツミさん)の性格やキャラが良くて暗めな主役を引っ張り上げてくれる。

 『ノルウェイの森』はかなりR18系が多くて食傷気味、、となるところもあるけどやっぱり死が一つのテーマになってる所が面白い。(多分もう一つのテーマは性)登場人物のいろんな所に死が関わってきて、「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ。」の台詞も有名。ただ個人的にはそのあとに続くところも好き。→でもそれは真理の一部でしかないし、死による哀しみは何ものにも癒すことはできない、そして次の哀しみへのなんの役にも立たない。っていうところ。

 ちなみに短編の『蛍、納屋を焼く、その他の短編』の「蛍」や「めくらやなぎと眠る女」がこのノルウェイの森に繋がってくる。ノルウェイの森は、内容は暗いトーンが基調だけど緑やレイコさんと主人公の会話が朗らかで好き。主人公が緑を慰める時の「春の熊くらい可愛い。」って言う台詞や緑の言葉一つ一つが結構いい。

 

 

⑤『羊をめぐる冒険

 『羊をめぐる冒険』は主人公の僕と親友の「鼠」が登場する初期三部作の最終巻。『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』の3つで鼠三部作とも呼ばれるけど、話が完全に繋がっている訳ではないので(一応時系列だとは思う)どんな順で読んでも大丈夫。私はこれから読んだ。あらすじは変な模様の羊を探す話で、まさに羊をめぐる冒険。その変な羊が日本社会の裏側と関係してて、そこにしばらく会っていない親友の鼠も関わってくる。鼠っていう名前にしばらく慣れなかった記憶がある笑。

 でもこれはそんなに読みづらくもなくスイスイ読める印象。北海道の寂れた町のイメージが強くて、全体的に寒々として物悲しい。特に最後の「弱さ」についての鼠の言葉がとても好きで、私の中では名台詞だし救われる。これは書かないでおこう。

 

 

④『国境の南、太陽の西

 これはあまり有名ではないような気もするが結構好き。『ねじまき鳥クロニクル』とかと同じ頃に書かれたようだと思う。どちらかと言うと雰囲気が短編らしくて、一人っ子同士の小学校の幼馴染が大人になって再会する話。

 いろんなことが変わってしまったひんやりとした切なさが強い。作品に出てくるレコードを知らないのが残念だけど、いつか聞いてみたい。再会する幼馴染の女性が青い服を着ていてとても綺麗な感じが読むとすごく伝わってくる。淡々としながら、やっぱり切ないし儚い。作中にも出てくる雪溶けみたいな感じ。少年少女の淡い憧憬と大人になってそれぞれの現実を生きるリアルさが混ざっていて、そのリアルさから逃げようとしているけれど最後は受け止めるイメージの作品。

 ちなみに主人公の男性は東京でバーを持っていて、この感じは村上春樹さん自身をベースにしている気がする。

 

 

③『スプートニクの恋人

 表題のスプートニクは宇宙に飛ばされたロシアの人工衛星の名前らしい。地球の周りを周回しながら、決して他のものと交わることなく生涯を終える孤独さのモチーフ、メタファー?らしい。これはとにかく勢い!って感じの作品。最初の滑り出しの荒っぽさが好きで、風がごうっと吹き抜ける感じ。主人公は男だけど、好きな女友達すみれは年上の女性ミュウに「記念碑的な」恋をしてしまって、基本傍観者の主人公から語られていく。

 すみれとミュウは仕事をして親しくなるけど、ある一定の距離は絶対に超えられない。それはスプートニクの衛星が交わらないのと同じように。切ない。理由には、ミュウの過去が関係していて、、。そして旅行先のギリシャで世界が交差する。

 あらすじはこんな感じだけど書くと意味わからないですね。笑 村上春樹さんは短編でもそうだけど「この世界と違う世界とのつながり、行き来」を書くことが多くて、『スプートニクの恋人』はその典型的な例。他にも、『ねじまき鳥クロニクル』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』や『1Q84』、『海辺のカフカ』もそのイメージが入ってくると思う。逆に村上春樹さんっぽい「僕」が主人公だとあまりそういうことはなくて、それ以外のファンタジー系だと大体世界が二つ以上あって何かの弾みで交差してしまう。パラレルワールドに近いけどちょっと違う気もする。

 個人的にはラストが少し気になるけれど『スプートニクの恋人』はかなり好きな作品。ちなみに高校の文化祭の古本市で無料でゲットした。

 

②『ダンス・ダンス・ダンス

 『ダンス・ダンス・ダンス』は『羊をめぐる冒険』で話した初期三部作の後日談みたいな感じで、『羊をめぐる冒険』で会えなくなった耳の美しいガールフレンドを探して北海道やハワイに行く話。これを読んでいると心の底からハワイに行きたくなる…!これも『スプートニクの恋人』と同じく「こちらの世界」と「あちらの世界」があって、少し怖い感じがありながらも主人公が「僕の人生とはなんなのか?」と自問自答しながら進んでいく感じ。

 この中で特に好きなのは俳優の五反田くんの話。偶然同級生だった主人公と再開して仲良くなるけれど、五反田くんの「絶望的に絶望している」状況や演じる自分と本来の自分との溝がどうしようもなく徐々に広がっていってしまう感じがすごく心にくる。主人公に言わせると五反田くんの話は「彼は初めからそうするしかないことがわかっていたんだ」というラストになってしまうけど、、。

 『ダンス・ダンス・ダンス』がとても好きなのは、人生の意味みたいなものをさらっといってくれているから。「意味なんてないんだ、ただ踊り続けるだけ。ステップをちゃんと踏んで、誰よりも上手に踊るんだ」と言ってくれると虚しさとか虚無が薄れる気がして、ほっとする。誰しもそういう虚しさは抱えていると思うし、特に不安定な若い時は「意味なんてあるのかな…」と色々考えてしまうけど、そこに一つの答えを提示してくれるところが良い。ぜひ読んでほしい。

 

 

①『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

 ラスト!個人的一位はこの作品。実は中学生の頃読みかけて眠くなって一旦断念したのもこの作品ですが、、。これは、既に書いた『スプートニクの恋人』でも出てきたような二つの世界が登場する話だけど、他の作品と違い完全に二世界が分けられずっと並行して書かれていく。(『1Q84』も並行型だけど主人公が二人いてその二視点での世界)この並行して全く異なる世界が書かれていくのは、初めは二つの世界を頭の中で共存させることが難しくて覚えているのが大変になったりしたけど、物語上でだんだんその二世界が交わっていくので面白くなってくる。

 あらすじは、、難しいんですけど①の世界 ハードボイルド・ワンダーランド では計算士(システム)と記号士(ファクトリー)が様々な情報を守る、奪うの対立構造で主人公は計算士として仕事をしている。そして天才科学者のデータ情報を守る任務によって「世界が終わる」ことに巻き込まれていく。 ②の世界 世界の終り では壁と一角獣に囲まれ完結した世界に迷い込んだ主人公が、獣の頭骨を使う夢読みの仕事をしながら街についての不思議を探っていく。この②の世界の主人公は、街に入る時に自分の影を切り離されてしまって、影を救おうともしている。

 とまあ結構村上作品の中でも特にファンタジックな要素が強く、設定の作り込み方が他とは大きく異なる。そしてこれは最初の比喩のところで言った「映像的なシーン」が多く、ハードボイルド・ワンダーランドで地下の冒険をするところなんか自分も駆け抜けているような気分になる。あと、②の世界の終りの街で主人公が完結性のために心をなくすのかどうか、という話が好き。街の人の「心があるのなら、心があるうちにそれを働かせなさい。」の台詞が印象深い。個人的には、心からどきどきして、揺り動かされるような小説だと思う。

 

結果:

①『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 1985年

②『ダンス・ダンス・ダンス』 1988年

③『スプートニクの恋人』 1999年

④『国境の南、太陽の西』 1992年

⑤『羊をめぐる冒険』 1982年

⑥『ノルウェイの森』 1987年  

 

おわりに

 はい。ということでなんとか6作品私の好きなものをセレクトして感想らしきものを書いてみました。他にも好きなのはたくさんあるけれど……!初めて読む人におすすめなのは、癖の少ないものとしては①の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』とか②の『ダンス・ダンス・ダンス』でしょうか、、?ただ長編はやはり短編より読み切るのが大変なところもあるのでやっぱり勧めるなら断然短編集です笑。そういう意味では③、④の作品の方が短編に近いような気もします。迷うので中々結論は出ないですね。個人的に村上作品は映像が浮かんでくる凄さと、印象的な台詞が好きなんだな〜と書いていて思いました。村上春樹さんが翻訳した外国小説はあまり読んだことはないのですが、そっちも読んでみたいです。

 

ありがとうございました。

 

コロナの収束を祈願。

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村上作品一部。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お題「我が家の本棚」

おうち時間日和

はじめに

 一ヶ月ぶりです。私事ですが実は一ヶ月一つペースで1年間書き続けることを目標にこのブログを始めたので、一応達成中です。(目標が最大限低いです)←思ったけど一回できてない月ありました笑。今回は、本当は前回の村上春樹作品個人ランキングに続き長編分野を書こうと思っていたのですが、ちょっと小休止でコロナ禍でしていたこと、今後もすることについてなんとなーく書いていきます。なぜいきなり話題がコロナに戻ってしかも日記調かと言うと、この前半年ぶりや2ヶ月ぶりに会った大学の友達に「今まで何してたの?」ってたくさん聞かれてなんか面白かったからです。確かに何してたんだろうな〜と。

 

4月

 断続的に書いている日記を元にして、時系列順に結構昔から遡ってみます!私が自粛しだしたのはかなりギリギリ、ちょうど4月初めくらいからです。大学が始まったのは5月頭からなので、4月は唐突に伸びた春休みに困惑していた時期ですね。家族でボードゲームや麻雀をしたり、料理を初めてみたりと精力的に活動していました。エイプリルフールには「まさかこんな4/1になるとは想像もしていなかったと思います。」と書いてある。ライン電話やズームで友達とつながり出して、外をランニングしたりもしていました。ちなみにランニング中迷って焦ったらしい。

 

5月6月7月

 一気に三ヶ月とかどうした?という感じですが、この三ヶ月間は学校がオンラインで再開したため課題で忙しく日記を全くつけていませんでした笑。友達と課題を相談するzoomをし、深夜までオンラインゲームで友達(他の)と遊んだ記憶があります。一応忙しくなったので料理や家事はほぼしなくなって母にがっくりされましたね。申し訳ない。現実では友達には一回も会っていないような気がします、多分。あと午後のロードショーでクリントイーストウッドシュワちゃんの出ている映画を見るのにはまっていました笑。

 5、6月から少しずつバイトが再開して、怖がりながら恐る恐るやっていました。

 7月は有名人の方が亡くなってショッキングなことも多かったです、、。

 

8月

 中旬から夏休みに入ったのですが、8月は結構辛い時期だったかもしれません。夏休みになるとだんだん世間はgotoやコロナへの慣れみたいなのもありみんな現実で遊び出したので、ズームとかなくなっちゃったんですよね…。それでいてインスタとか見てしまうとなお落ち込むし、せっかく誘ってくれる人がいても断らなきゃいけないのできつい〜ーみたいな感じです。個人的に家族が医療関係なのでちょっと状況が違うんですよね泣。

 後半は特に鬱々としていて、遅く起きて11時ごろに朝ごはんを食べ、母が仕事から帰って来る前に洗濯物と皿洗いをして昼ご飯、午後はだらだら映画かピアノかスマホで時間を潰している、っていうのの繰り返しです。『時間を潰す』っていう感覚を、こんなに身を以て実感したのは初めてでした。本当に時が経つのが遅いんですよ。時計の針も全然進んでくれなくて、まだ日が沈まないのかと思うと少し悲しくなるんです。私だけではなく、家族も疲弊してきていてすれ違いや些細な言い争いみたいなのがどうしても増えがちな雰囲気でした。家にいる時間が長いから、そういうのを出来るだけ避けようと思って八つ当たりしないように気をつけてきたのですが流石に耐えられなくなってきたんだと思います。

 

9月

 そんな暗めな8月を超えて、9月は少し良い雰囲気でした。気をつけていれば少しずつ遊びに行くことが大丈夫になり、久々の外食ができて感動しました。あと私よりずっと自粛している友達と話して、お互い大変だったことを知って逆にほっとしました。(しかも同じ時期に)どうしてもSNSとかばかり見ていると、皆自分の良いところや楽しかったことをあげているから、それが積み重なってきてきついのですが、まあ実際はそんなことないよね。っていうのが改めて認識できるだけでも全然違うんだな…と思いました。

 あと個人的には「フランス人は10着しか服を持たない」という本を読んで、これがかなり面白かったので部屋の整理を少しずつして楽しかったです。それに久々にプレイしていなかったPS2FF10を始めて、冒険を結構楽しんでやっています笑。ゲームはやっぱり素晴らしいな…!と思いました、PS2なのでだいぶ古いのですが画像も私にとっては綺麗です。PS5とか見たら多分綺麗すぎて衝撃が強い気がします笑。

 

時系列まとめ

 ということで、実際「おうち時間」的なものを考えて活動していたのは4月くらいで、そのあとは大学、夏休みは周りの様子に完全に打ちのめされて?あと普通に疲れて、活動できる元気はなかった感じですね。9月になってやっと色々できるようになってきたくらいです。こうやってかくと8月の私大丈夫ですか、、?って感じですが、以前にもものすごく忙しい時や受験期などはかなり精神的に来るタイプだったので、まあまた来たなぁ泣というイメージです。実際その時期日記に書き散らしていて、そういうのを後から見ると「楽しい日々だと思っていたけどこの頃もこんな辛い感じなこともあったのか!」となって逆に安心するので記録していてよかったなあとしみじみ思いました。

 

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唐突な9月の1枚。

 

やりたかったことと実際にやったこと

 ついでに時系列だけでなく、具体的な事柄としてどんなことをやろうとして、実際やったのか書いて起きたいと思います。

やりたかったこととしては、夏休み付近では

・ひとり旅

・部屋の掃除

・料理

・ピアノ

・オンライン留学

・勉強

・暑中お見舞い

・字を綺麗にする(写経?)

と書いてます。先にいうと大体達成できていません笑。一人旅はもちろんしていないし、料理もオンライン留学もしていないですね、、。youtubeで英語ペラペラ話すのを流してそれっぽい気分になっただけです笑。暑中お見舞いも書けなかったので年賀状こそは書きたいと思います。字を綺麗には確かにしたいので写経とかこれからでもやってみたいですね。勉強はノーコメントです笑。 

それでは実際やったことは

・部屋の掃除

・ピアノ

時効警察を3シーズンamazon primeで見た

・映画

・『フランス人は10着しか服を持たない』 を読んだ

youtube

くらいですかね。少ない笑。時効警察はコロナ前にたまたま3シーズン目をテレビで見ていたのですが凄く面白かったので全シーズンアマプラで見直しました。麻生久美子さん大好きです、後オダギリジョーも。(今は1、2シーズンは配信終了)本当笑えるのでよかったです。ピアノは中学卒業以来対してやっていないのですがショパンの幻想即興曲を暗譜で弾けるように夏休み練習しました。これは結構練習と共に弾けるようになるのがよくわかるし、いい時間の使い方だったと思います。次は華麗なる大円舞曲を弾きたいな〜と思っています。本はさっきも言いましたが、これのおかげで色々積極的に動けるようになったと思うので読んでよかったです。結構ラフなブログのような感じで書いてあるので、あんまり頭を悩ませずに(使わずに)ゆるく読めるのが丁度良かったんだと思います。そのほかには知り合いの始めたYouTubeを見ていて、家族以外の知り合いの人の声が聞ける結構貴重な?笑 機会でした。まさかそんな活用のされ方をしているとは思っていないと思いますが。

 また、時間をいかに潰すかばっかり考えていたので、(ただ生産的なことをやるエネルギーはない)新聞をゆっくり読むとか数独クロスワードを解く、ニュースの野球結果をしっかり見るとかしておじいちゃんおばあちゃんみたいな感じの趣味や行動をしていました笑。ある意味疑似体験できたような気がします。活動的に動いている人からするとわからないかもしれませんが、結構この生活に慣れてくると起きて生活して寝るだけで普通に疲れます笑。あとエネルギーはないので頭を使う真面目な映画や本はあまり見たり読んだりできないです、疲れちゃうので。そしてエネルギー摂取も使う量も、全体量が減るイメージなので食欲もあまりわかなくて珍しく痩せましたね。なんだか酷いニートみたいなことを言ってますがまあ本当にそうでした。どうして私は昔1日に3つも予定を入れられたんだろう……?とか思いました。最近は徐々に元の生活に戻ってきていますが、、。

 結論としてはできなかったことは多いけどそれなりに色々して、本当に何もできない時はのんびり生活を疑似体験していた感じです。

 

最後に

 ここまでつらつらと至極どうでも良いことを書き連ねてきましたが、さらに蛇足としてはおうち時間で特に気をつけたのはとにかく負の情報に触れないことだと思いました。もちろん本来なら全て避けるのはあんまりよくないし問題解決に繋がらないかもしれません。でも特にさっきの省エネルギーの生活をしている時は精神的な耐性が弱いんですよね。(私の場合)そういう時に誰かへの中傷だったり悲しいニュースを見てしまうと、変に自分が打ちのめされたり感情が共感して引き摺られたりすることがあるのでかなり注意していました。あと私は好きな韓流アイドルが何か言われるときついのでそれもあまり見ません。誰かの不倫話もどうでも良いし批判の口調が強すぎるので見ないし、基本yahoo!newsのコメント欄はまず見ません笑。コロナに関しては大事なことなので他の人の考えを見ようとは思いますが、、。

 普段の生活の中では、いろんな立場の人の意見をきくのは大事だと思いますが(特に韓流関係の歴史問題とか)まあきつい時はやめておいてもなんら問題ないと思います。SNSに関してはどんな情報がぐさっときてしまうかは人それぞれなので、難しいですよね!それに挙げる方に罪はないと思います、、そういう場所ですから。大変な時は上手く避けるのが良いのでしょうか。美容院で読んだ雑誌に「お家時間楽しんでるストーリーを見るのが辛い」とあって、私もたくさんそういうストーリー挙げちゃったなぁ、、と思いました。本当難しいです。

 今後もおうち時間が続いたり、もしかして今より自粛がひどくなったりするかもしれませんがその時はその時で乗り切ろうーと思います。これから何をしたいかは、書くと達成できなそうなのでやめておきます笑。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

コロナの収束を祈願。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

村上春樹作品 個人ランキング

はじめに

 9月になりました!やっと涼しさを感じるようになり空も高くて秋!!を感じることに心から嬉しい今日この頃です(テンション高い)。最近コロナ関連のやや真面目な投稿をしていたので久々に誰得?なことを書こうと思いますー。

 それは個人的に好きな村上春樹さんの作品のランク付け&感想!私がハルキストではないので、ノーベル文学賞についてや村上作品の真意や書評は正直できないのですが、それでも自腹で沢山購入するくらいには好きなので、まだ読んだことないけど実際面白いの…?みたいな人に勧める感じでいきます笑。もともとブログをはじめたいな〜と思ったのもコロナ前から書評や旅行記を書きたかったからなんです、実は。

 

まず、そもそも読めないんだけど、、

 はい。まずランキングの前に村上春樹さんと作品全体について軽く紹介していきます。はじめに、村上作品といえば語り口がとても特徴的です!(ここ重要笑)「そもそも読めない、、」人が多いのはこの語り口がわかりにくかったりうざかったりということがあるからだと思います。確かに私もあれを音読されるとうざいと思う。あと読めない要因の二つ目はR18並みのシーンがちょこちょこあることですかね、、。電車で読んでいて、唐突に危険なシーンがあって慌てて本を閉じたことがありました笑。あれは私も正直「この描写いる?いるのか?言ってることよくわからないんだけど、、」となります。まあ読むときはスルーしています。邪道かもしれない。笑

 村上春樹さんは年齢は忘れたけれど50代くらい、神戸の方の人だったと記憶しています。(あえて調べていない笑)早稲田大学を卒業して、しばらく東京でジャズバーを経営していたあと確か30代くらいでいきなり小説を書き、新人賞を受賞されました。それが『風の歌を聴け』です。作家の書いた順から丁寧に読みたい!という場合はここからスタートすればいいのですが、正直これは私には理解が難しかったので(描写は大好き)簡単なところから読んで徐々にハマりたい、という人にはおすすめはしないかなあ。でも本の読み方なんて全然人それぞれだし何か言えるほど権威や知識があるわけではないので(むしろ清々しいほど0)、ただの独り言です。笑 話が戻りますが村上春樹さんが東京の大学だったことやジャズバーを経営していたことは作品の主人公とかなり共通する時もあるので絶妙に重ねながら書いているのかな、と思います。まあ作家の個人情報や周辺情報は後付けでいいんですけどね、大事なのは話!

 

短編をぜひ

 長い前置きが終わったので、ついに作品感想にいきたいと思います。まず何よりも言いたい事はこれです。「短編からどうぞ!」個人的にはそれに尽きます。あの独特な語り口と先の読めないストーリー、え?と声の出そうな展開の豊富な村上作品はまず短編から入るのが一番いいと思います。人気作として挙げられるのは長編作品が多いけれど、村上春樹さんの夢の中のような世界観は短編小説にすごく合うと思います。現実なのに現実じゃない感じや生きている事の絶妙な哀しさや孤独感、なぜか心に湧き上がる悪意や衝動、みたいなものを一つ一つ短編で表現している感じがとても好きです。

 あと短編の場合は話の筋がしっかり定まっていなくても許せるところがあるじゃないですか。(私だけ?)唐突に終わってしまっても、誰かの一場面を見ていた、という感じで納得できる。それに読む量が少ないとあの文体にも打ちのめされないと思います。

 それでは個人的短編作品ランキングにいきますー。ただ全作品を読んでいるわけではないので私の読んだ範囲内でのランキングです。(ただただ私得)『レキシントンの幽霊』と『パン屋再襲撃』を持っていないので読み返すことができずちょっと曖昧な感想になってしまうのがなんとも、絶対買おうと思います。あ、ネタバレ入ってる部分もあります。

 

トニー滝谷                   『レキシントンの幽霊』より

 『レキシントンの幽霊』は全体を通して他の短編集よりも怖さが多めだったと思う。それでいて全体に漂う物悲しさと人間本来の悪意みたいなもの(怒りというよりは、悪意)がよく現れて大人っぽいイメージ。トニー滝谷は妻を失くした人と「私」が出てきて、大量に残った妻の服や靴を着る話だった。なにがどう心に残ったのかわからないけれど、喪失や不在の表現が好きだったのかなぁ、多分。あと『レキシントンの幽霊』の中では海で友人を失くす話が怖すぎて覚えている。罪悪感の見せる幻が本当に怖い。

 (私の村上作品に対する感想はこんな感じです。そもそも理解して読んでるわけではなく文体が好きなだけなので申し訳ないくらいただの感想で、綺麗な解説や書評どころではないです笑。)

 

③日々移動する腎臓のかたちをした石           『東京奇譚集』より

 『東京奇譚集』は高校の文化祭の古本市で無料で手に入れた本ですがかなり面白い。映画になったハナレイ・ベイや冒頭の偶然の旅人は語りも入りやすいし起承転結もわかりやすくて、良いと思う。上の『レキシントンの幽霊』とは対照的にあまり不意にくる怖さはないし明るめの不思議さが漂っている。その中でこの腎臓石の話(長いので腎臓石と略す)はわかりやすい方ではないけどなぜか好き。というか村上作品はだいたい「なぜか好き。」でいける笑。小説家の男性と謎の職業の女性が出会い、小説家は、彼女は自分にとってどれくらい大事なのか?と自問しながら淡い付き合いを続けていく、、。そして小説家の書く作品には腎臓のかたちの石が登場していく。うんまあ読んで欲しい笑。腎臓っていうセンスが好きです。

 

①スパゲティーの年に

②駄目になった王国

④チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏

⑦32歳のデイトリッパー               『カンガルー日和』より

 一気に4作品、『カンガルー日和』は一つ一つが短くスケッチブックみたいなもの。と確か本人が言っていた。これは『東京奇譚集』よりもっと明るめでほんわかしている。佐々木マキさんの不思議な挿絵とぴったりで休日の午後に安楽椅子でパラパラとめくりたい。その中で駄目になった王国と32歳のデイトリッパーは年齢を重ねるほろ苦さ、成長とか時の流れとか退屈さが印象的。32歳の主人公が18歳の少女に18に戻りたいとは思わないなぁと言って、少女がものすごく不思議がるのが良い。若い女の子って退屈なんだけど、本人たちはそれに全く気づいていない、って言うのが良い。笑

 チーズケーキのような形をした僕の貧乏、はこれは本当に最後まで微笑ましい。若さとバイタリティが明るくて素敵。気分もほっこりとなる。対照的に、スパゲティーの年には生活の中の孤独感、寂寥感を見事に鍋の中で茹でられるスパゲティーと絡めていて、とても好き。これを読むと、スパゲティー……となんだか悲しくなりそう。

 

パン屋再襲撃                     『パン屋再襲撃』より 

 『パン屋再襲撃』は表題作以外もよかったと思うけれど読んだのが昔すぎて残念ながら思い出せなかったのでここでは表題作をあげた。本当に文字通りパン屋を再襲撃する話。なんだか突然夜中に暴力的な空腹に見舞われた二人がとりあえず食べ物を探してパン屋を襲撃しにいく。意味不明。しかも彼女が?昔にもパン屋を襲撃したことがあるから再襲撃なんだと思った。さらに意味不明。笑 でもそれがまた面白かったような気がする。買おう。

 ※アメリカ版の短編『象の消滅』にパン屋再襲撃が載っていたので読み直したところ、昔襲撃したのは奥さんである彼女じゃなくて主人公の方でした。でも奥さんの行動がキレッキレなところが面白く、そこが好きだったんだろうな〜と思い出しました。あと海底火山の独特な比喩が素敵です。

 

⑧嘔吐1979                  『回転木馬のデッドヒート』より

 『回転木馬のデッドヒート』はコロナ禍に購入したのでまだ読み込んでいないけれど、これは夜読んで非常にぞくっとした話。この短編集の中の他の話は怖いものはないんだけど、これだけ『レキシントンの幽霊』に近い、よくわからないけれど確実に自分に向けられている悪意、っていうのが書かれていてしかもそれが読んでいる自分に起こる可能性も感じるのでぞっとする…。印象が強烈だった話。

 

⑤眠り                           『象の消滅』より

 『象の消滅』はアメリカのニューヨーカーという雑誌を通して元々英語で綴られたものをもう一度翻訳して日本語にしたものだと思う。黄色めの紙の感じが新鮮で読む前からワクワクしたのを覚えている。眠りは突然全く眠らなくてもよくなった女の人の話なのだが初めて読んだ時は怖く、ラストを読んで眠くなる私は幸せだなぁ…と思った。主人公の主婦は夜全く眠らなくても昼普通に過ごせるから、<人生を拡大していく>ようになるけど、そこには不自然さが漂う、、。本当にそれで大丈夫なの?という疑問、何かが必ず起こってしまうだろう、という不安と期待が弾けるラストはなかなか印象的。

 

書いてきて思ったけど私は意外と怖い短編が好きなんですね、、。ホラーは苦手なはずなのですが。あとなぜ10作品挙げれなかったのでしょう。短編集は上記のもの以外にも『蛍・納屋を焼く・その他の短編』などもあるのですがこれは長編に繋がる(元となった)話が多いので割愛してしまいました、長編の時出します。

 

 

結果:①スパゲティーの年に

   ②ダメになった王国

   ③日々移動する腎臓のかたちをした石

   ④チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏

   ⑤眠り

   ⑥パン屋再襲撃

   ⑦32歳のデイトリッパー

   ⑧嘔吐1979

   ⑨トニー滝谷

 

長編は次回へ

 ということで何作品かセレクトして感想をつらつら書いてみましたが、個人的には短編集の中では『カンガルー日和』がNo. 1です。おすすめ度としては怖いもの大丈夫な人なら『レキシントンの幽霊』、ホラーは避けたい人なら『東京奇譚集』が1番になります〜。あと村上作品独特の比喩については次の長編作品ランキングでちょっと触れようと思います!(忘れないように書きました笑) 他には村上春樹さんの翻訳者としての短編集も何冊かあり、そちらでは『恋しくて』という短編集が好きです。一話ごとに村上さんの絶妙な解説がついているのが珍しい。あんまり村上春樹さんのあとがきって見ないのでこれはあとがきも解説もついていて驚いた覚えがあります。

 

 

ありがとうございました。

コロナの収束(というかワクチン)を祈願。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢の国紀行

はじめに

 約一ヶ月ぶりですが、私はなんとかレポートとオンラインテストという課題の山(むしろ自分の屍かもしれない笑)を乗り越えて夏休みに入りました!ただただ嬉しい。と言っても今年は悲しいけど今までと異なる夏休みなんだろうなぁ…と思っていたんです。

 が、タイトルでわかる通り夢の国に一応行った(行ってしまった)ので主にその様子とか、最近のコロナについて思うことを書いていきたいと思いますー。

 

動くのか止まるのか

 まず、今まで外出自粛、友達に会うのも難しいし我慢するべきだよなあ、と主張していたのにそんな所に遊びに行っていいの!ていう指摘はご最もです。自分自身もとてもとても悩んだし、家族ともなんども話し合いました、、疲れた。まあ大した思考能力もない1大学生としては、今の状況は頭痛がするほど難しいんですよね…。みんなそうかもしれないけれど。やっぱり、この状況下で動くべきか止まるべきか?っていう二項が完全に対立してるからどちらを選べばいいのかわからない。ネットやTV、新聞からの情報を元にしても、そもそもが未知の病気だし統計の取り方やグラフの並べ方一つで180度変わってしまうこともあるから何を明確な指針にすればいいのか迷ってしまいます。

 一応コロナウイルスは今の所致死率がインフルエンザの10倍ほどとされているし、(ただ年齢別で考えるとどうなるのだろう、、)感染力がかなり強いこともわかる。でも無症状でそのまま回復したり、検査で陰性が続くのに本当は陽性だった偽陰性が出たりするなど、うーん結局どう身構えればいいの?ともなる。

 個人的結論としては、外食は控えて他グループとの感染がありそうな場合は自粛、グループ内の人がよく遊んでいて感染の危険がありそうだったり、体調不良だったりするときは遊ぶのをやめようと考えました。あと基本的に遊びに誘ってもらわないように各SNSで呟いた。私は本来どこでも誘われたら二つ返事でOKしてすぐついて行く、いわゆるフッ軽?みたいな人だったので誘いを断るのがもう本当に辛いんですよね…。まさに身を切られる思い。だからしばらくシャットダウン状態に移行しました。

 

夢の国にコロナはあるか? というか暑い?

 そんな迷いの中結局夢の国に行くことに決めたわけですが、やっぱり外食は無理なので11時〜14時の3時間だけ入園することにしました。その間なら外食はもちろんお手洗いも行かなくていいし、14時入園組がいないので少し人も少ないかなと思いました。ただ夢の国に行って陽性だった人や、イクスピアリの従業員が陽性だったなどの情報がネットにあったのでやはり不安も大きかった…。それにグループ内の友達についても100%疑ってないとは言い切れません、、悲しいことです。

 

 実際に行ってみてまず思ったことは、とにかく暑い!!!の一点です。今年の夏は基本家だったのでエアコンなしで過ごしていても「例年より涼しくない?」と言っていた自分を叩いてやりたい。直射日光の強さを完全になめてた。照り返しという概念を久々に感じました。日傘、日焼け止め、扇子まで持っていったけど本当に暑い。マスクの中で汗が流れるので時々外してタオルで拭かないといけなかったです。コロナより先に熱中症で死ぬんじゃなかろうか…と半ば本気で思いました。(しかも3時間しかいなかったのに)夏のマスク事情は想像を絶して厳しいのだと実感しました。キャストさんは大丈夫なのだろうか。心配です。

 

 そんな感じで暑さでマスクを外す頻度は多いし、写真を撮る時はマスクを外す人も多いだろうからグループ内での感染はさすがに夢の国でも防げないだろうと思いました。メンバーに感染者がいたら移ってしまうんじゃないかな。ただ無症状の感染者の場合呼気で移るのかはよくわからないのでそこは謎です。

 夢の国の感染対策としては、アトラクションのお話タイムが無くなって密を防いでいたのと体温測定、それにグループ間で若干距離を保っているような感じでした。8月に入って入園者の数は増えているので、正直スカスカ!という雰囲気ではなかったです。あと乗り物の手すりとかを毎回拭いているのかなと何となく期待していたのですがそんなことはなかったのが少し残念でした。(大丈夫かな、夢の国の刺客に消されないかな)距離を保つラインがあったりキャストさんの「離れてください」という声かけはあったものの曖昧になっている場面も多かったです。飲食店では他グループとの距離も近かったので、少し心配になりました。基本は感染の危険があるのはグループ内、でも他グループとの関わりも思ったよりも多いなあ…という感想です。友達と早く離れるのは悲しいけど、やっぱり外食なしにして途中で帰ったのは正解だったかな、と正直思いました。(暑さ的にも厳しかった)

 

 ちなみに帰ってから速攻でシャワーを浴びました。笑

 

正解はあるのか?

 とりあえず、なんだかんだ気をつけながらも遊んでしまった訳です。よって今年はお盆のお墓詣りも親戚の集まりも不参加、夢の国後2週間はバイト以外自宅待機だし苦手な漢方薬を予防のために飲まねば…。ということでかなり大きい代償でした。まあそんなの医療従事者の方や経済低迷で大打撃を受けている方々に比べたら本当に「黙れっ」ってくらいのことなんだと思うんですけど、、。すみません。

 ところで話を真面目にしてみると、このコロナ騒ぎ、現状なにが正解なのかは誰にもわからないと思うんですけど、政府や世界全体としては何を求めているのかなーとよく思います。一応感染者が増えてる現状だけどもう都市封鎖はしないみたいだし、ワクチンが出て落ち着くのを待っているのだろうか。重症者や死者さえ急増しなきゃいいかなー、みたいな?その考えってすごく医療従事者にキツいと思うんですけど…。まあ最近結構ちゃんと抑え込んでた韓国やニュージーランドでも新しく感染者が出てしまったから完全な封じ込めは不可能なのかなムードも漂ってますしね…。夢の国から帰ってみるともう現実は見事に霧の中状態です。というか夢の国だって霧まみれだけど。

 

 こんな動乱状態になってつくづく思うのは、いかに立場が異なることで考え方や行動が変わっていくんだろうということです。例えば私が老舗旅館の後継ぎだったり、夏の最後の大会で大学を決めようとしていた高校生だったら全然言っていることが変わったと思う。高校生のとき、自分がいかに両親の意見が正しいことを前提にしていたかということに気づいて驚いたことがあるけれど、同じように両親の職業からくるコロナに対する考えは強く自分の考えに影響する気がします。大学生の中でも実家暮らしか一人暮らしかで大きく行動が異なることもありますよね。あと、コロナと直接関係ないけどいつも思うのは、自分が同年代=大学生と捉えてしまうことの駄目さ加減です。毎回注意されるのですが無意識に大多数の人=全体としていて、実際同年代で社会人として働いている人を何人も知っているのにそういう発言をしてしまうのを気をつけなければ…!と思います。

 どんな状況であっても立ち位置をひょいっと変えられて違う人の思考ができることはすごく役に立つのではないかな〜と思う今日この頃です。

 

 

 

 コロナが収束して再び夢の国に行けるように願います。

 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学生の日常も、大事?

はじめに

 一ヶ月ペースでのろのろとブログを書くかな…と思っていたにも関わらず約二ヶ月ぶりとなってしまいました。課題が大変だったんだなぁ。今回は、1週間前ほどにTwitterで盛り上がっていた#大学生の日常も大事だ のタグに色々思うところがあったので1大学生として記録しておこうと思います〜。

 ただし大学生の中でもっともダメージが少ないと言われる2年生なので主語を大きくするのはよくないですね、笑

 

#大学生の日常も大事だ

 まず先ほどのタグ運動ではなにを言っているかというと、一通り見た感じでは大学の授業がコロナの影響でオンライン授業になったことに関して、あと後期授業がオンライン授業になりかけていることに対して

・オンライン授業の学費に対して質が悪い (頑張ってくださる先生もいるが)

・ずっとパソコン相手なので眼、肩、腰にきて辛い

・以前より確実に課題が増えて、しかもパソコンなので上の辛さも相まって大変

・小中高、会社は再開して友達や同僚に会えて、会食をしていることもあるのに自分たちだけできないのはおかしい

・大学生の青春がなくなる (友達関係とか)

・少しずつ対面授業を再開して欲しい

みたいなことを述べていました。

まあ率直に言えば共感するところもあるかなあというくらいでした。

 

オンライン授業とは

 まず授業に関してだけ言えば、これは大学はもちろん先生によっても大きく異なるので一概にいうことなど不可能なのですが、「そんなにオンライン授業だめ?」っていうのが本音です。これは私が理系なのもあるかもしれないが物理系とかは黒板解説してくれてとてもわかりやすいし、よくわからなければ戻って聞ける、わかるところは1.5倍速で聞ける、まず家で授業を受けるので寝ることがない、など利点が沢山なのである。まあ逆に英語を話したりゼミで討論、とかの授業がそもそも少ないので喋る系は大変なのかなとも思う。

 また、オンライン授業の質が悪い!と言っている人が新入生の場合は、ただでさえ大変な年に入学した人にこんなことをいうのはあれなんだけど、そもそも大学の授業は全部がそんなきらっきらに輝かしい、いい先生でいい授業な訳じゃないと思います(思いっきり煽ってますねごめんなさい)。私の同級生でも今年度入学の人はいるけどね…。だからオンライン授業の質が悪いのではなく単に授業の質が悪い泣 っていう可能性も十分あります。なんなら実際の大学だとたまに授業不参加の人や寝てる人だっているから。私も高校時代から内職大好きだし。

 

 だからオンラインが本当に悪者なのか?てことを思います。

 

パソコン問題、あと大量の課題ね

 次に・パソコンが疲れて大変ー鬱になるという書き込みが多かったです。これには、勿論共感はする。私はあの体勢だと肩が痛くなるんですよ、凝っているのかなぁ。あと運動が少ないからかもしれない。でもこれは、大変〜っていうのはわかるけど、誰のせいでもないのでは?って思う。まあ、仕方ないでしょう、ってことです。高校まではパソコンをずーっと使って来ることは少なかったから大変だけど、オンライン授業か否かに関わらずレポートや設計では元からかなりパソコンを使うし、社会人になったらオフィスでずっとパソコンの可能性だってあるはず。それを大学のせい、コロナのせい、オンライン授業のせいにするのはちょっとなあと疑問を感じます。愚痴も言えないのか!と怒られる図が浮かんだので言っておくと、別に「大変!!」ていう台詞は沢山言っていいと思うんだけど、それを「〜のせいだ!ひどい!どうにかしてくれ!」って言い過ぎるのはおかしいんじゃないかな、ということです。勿論例えば政策とかに関してこういう批判をするのはいいけれどパソコンで疲れるっていうのは自分でまず対策を考えてから言えばいいのではないでしょうか。なんでかというと、パソコンが大変だからどうにかしてくれっていうのは、サラリーマンが事務仕事に配属されて、「(本当は営業がよかったのに)パソコン辛すぎて嫌なんですけど、どうにかしてください」って言ってるのと似ている気がするからです。まあ過労死なみに大変な場合はちゃんとしたところに相談するべきだけれど。あと蛇足では、そんなに簡単に鬱って言っていいの?と少し思いました。これはもう少し深い問題になりそうなので今回は保留。ちなみにパソコンはブルーライトメガネを買ったらいいですよ。

 そして大量の課題!これもパソコン同様共感はするけど、(実際ものすごく大変だった)コロナのせいではないのではーと思います。自分でできなかったくせに言いますが、オンラインで通学時間、遊びがなくなりバイトも少なくなり自分の時間はすごく増えたはずなんですよね普通は。だから課題量が増えてもそれをこなす時間も増えてるんです。(まあだらけたので大変だったけど笑)課題をこなすのが大変なのは、特に1年生はやり方(手の抜き方とかね、大事)も慣れてないのでよくわからない、友達にすぐ聞くことが難しい、とかがあるから大変なんだと思います。だから大学生全員じゃないでしょう。そもそも私の建築学科はオンラインだとかコロナとか関係なく元から徹夜パーティーで課題は大変だったので増えてはないです、元から多いだけ。これは個人的予想だけど、そういう学科は他にも多いと思います。

 

 ここに関しては確かに「めっちゃ大変だよね!」だけどコロナとかオンラインのせいではなくないかなー?てことです。

 

友達に会いたい 大学生だけ忘れ去られてる??

 最後はこれですね〜。友達に会いたいのはわかるけど、大学生だけかわいそう、他の学生や社会人はずるい、っていうのはよくわかりませんでした。友達に会いたい気持ちは大事だし、そう思える相手がいるのは幸せなことだと思います。でも他の人のことを考えたら実際には会えないのは自明じゃないかあとも思います。それに、私はこの状況で友達に会っても相手が感染者じゃないか疑ってしまって、友達を疑う自分に悲しくなるし、外にいることで常に気持ちが怯えるから早く(多分安全な)家に帰りたい!と思ってしまってあまり再会を心から喜べないと思う。これは3月に友達と会った時すでに思ってた。それに、自分が感染したことで家族に感染したら最悪家庭が崩壊する可能性も十分にあるのだからその可能性を乗り越えて会いにいくなんて、なんてメンタルが強いのだろう、、とインスタのストーリーをみていつも思います。友達、恋人関係は難しいもので自分は怖いからあまり外に出たくないタイプだけど、相手が気にしない感じだと断り続けると付き合いが悪い人のようになって関係が壊れるんじゃないか、と思う場合もあると思います。みんなが「会いたいよね!いつがいいかな?」と言っているところに「私は無理」と言って場をしらけさせるのもなあ、みたいなね。でもこういう非常事態にある意味根本的な価値観が合わないのならそれはしょうがないと思います。別に価値観が異なるから関係が破綻するわけではないし、大学生ならほぼ大人だから「じゃあしょうがないね」ってなるはずですよ。そんなにすぐハブられたりする世界じゃない。無理に会いに行ってああ行きたくないのにな、断りづらいな、ってもやもやした気持ちを残すくらいならきっぱり断った方がお互いのためだと思います。もやもやが残ると、結構ひきづって、相手のことを嫌いになってしまう可能性だって大いにありますから。だから自分の気持ちに素直になるべきです。逆に遊びたいー!が第一の人は他人とか周りの人のことをもう一度考え直して、それでも行くなら行けばいいと思います。ただ自分が相手に気持ちを押し付けてないか、本当は嫌がってないか、考えないといけないと思います。

 そして大学生と他の学生、社会人の比較は正直あまり意味がないと思います。そもそも大学生がかわいそうなんじゃなくて、登校必須な小中高生がかわいそうなのでは?という意見も一理あるなあと思いました。小中高生ではオンライン授業は設備的にも能力的にも大変だし(特に小学生)親が共働きの場合家に子供がずっといるのも難しいです。そういう縛りのない大学生(高校生もできそうですが)だから登校しなくてもある程度の授業がちゃんと受けられて、勉学ができるわけであって、、むしろ感謝です。友達と青春できない!ていうのはわかるけれど、他の学生も色々なことを縛られた上で登校しているのだから単純に羨ましいというのは安易じゃないかなあと思います。何より、大学生は他の学生や社会人に比べて圧倒的に自由なことがコロナ禍では問題なんですよ、多分。授業後飲み会できちゃうし、行動範囲は広いし、組織に縛られていることもない(または拘束力が弱い)。社会人は変に動いて感染したらクビにはならなくてもある程度レッテルは貼られそうだし、会社から感染するな!と言われています。小中高生は学校の拘束力が強いですしね。だから立場的に、全体の感染を抑えるために一番ちょうどいいんですよね。行動を止めても本分である勉学は一応できるし。ここで、「大学生だって人なのにちょうどいいから犠牲になるなんて!」という反論?が思い浮かんだけれど、それは犠牲とは言わないと思うなあ。だって感染者が増えて困るのは病院で働く医療従事者の人、その影響で経済が停滞して社会人が困るようになっていくわけです。医療従事者はコロナ禍ではなぜか『命をかけて患者を救うことが仕事』みたいになっているけどこれっておかしいよなあと思うのです。基本姿勢は・命を救うこと、その手伝いをすること であって、そのために・自分の命を危険に晒すこと は含まれていないじゃないですか。なんでいつの間にそれ含めたの?という感じです。そういう概念のすり替えって本当に怖いですね。もちろん医学では手術の時とか患者の病気が医師に移る、など危険性は元からあるけれど、今言われているように等価的なものではないはずだと思います。それに医療従事者の人は自分がどんなに感染に気をつけていても、仕事だから平常の何倍も感染リスクの高い場所に行かなきゃいけないわけです。だから大学生は犠牲になっていないと思うんです。そして、教育は未来への投資としてとても大事だけど、大学生が会って遊んで飲み会をして、、っていうのが教育ではないのでは?コミュニケーション能力!というとかっこいいけれどそれは大学だけじゃなく培えるし、実家だと家族がいるし、一人暮らしなら自分自身について掘り下げてみればいいと思います。そういうのもコミュニケーション能力に繋がるのではないでしょうか。

 

 全体としては、大学生も周りの状況を考えた方がいいんじゃなかろうか…という感じです。

 

新大学生の日常を考える

 最後に。なんだかとにかく#大学生の日常も大事だ を批判しまくる内容になってしまいましたが、、。愚痴は吐いた方が全然いいと思うし、この活動自体にうるさいなあ、とか思っているわけでは全然ないけれど、読んでいて気が滅入ったのは確かです笑

多分いろんな感情がごちゃ混ぜになって、(会いたい!課題辛い!コロナやだ!みたいな)どうにかしてほしい〜という状況なのだと思うし、最小ダメージな2年生としては友達関係が大変な1年生、就職活動大変な3年生、最後の一年なのに…っていう4年生、そして院生の方々に「本当にお疲れ様です…。」という気持ちであることはここに書いておきます。ただ、解きほぐせばそれぞれ解決法とか、どうしてダメなのかとか、最良の選択?とか方法みたいなものが少しは見えてくると思います。そういうことを考えられた機会という意味ではこの運動は個人的には有意義だったかも!しれません。(有意義ってなんだかすごく上から目線なワードですよね、なんでだろう)そしたら新しい大学生の日常が誕生するかもしれないなあ、なんて思ってみたりしています。そんな感じで、愚痴吐きながら頑張りましょう〜。

 

 

コロナの一日も早い収束を願います。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は建築学生

はじめに

1ヶ月ぶり。書くのって大変なんですね…。村上春樹さんの書評書こうとして折れました。

今回は、実は建築学生の私がレポートで書こうとして調べたのに内容的に一言も使えなかったことを書くだけです。

 

上下足の区別   靴、脱ぐよね?

土足で家の中に上がる! 

想像しただけでかなり嫌な光景。泥棒でも靴は脱ぐんじゃなかろうか。足跡がつくし。

とにかく、靴を脱ぐのって日本では当然ですよね。で、海外では土足文化が基本な気がする。

フローリングも畳も汚れるし、絶対脱いだ方が楽だし靴履きっぱなしだと疲れるから日本でよかったーとか私も思ってました。

 

でも今回不意に海外の土足文化について調べると案外面白いことがわかった。

 

実は脱ぐ

結論はこうですね、先に言うと。思ったよりも最近は靴を脱ぐんですね。あと国による差が結構ある。なぜ無条件に一括りにしちゃうんでしょうねー。

日本がそもそも靴を脱ぐのは、高温多湿だし木や畳の床が痛むのを避けるため。だから庶民、農民は脱いでいなかったかなとも思う。多分江戸時代とか脱いで足袋で歩いてたのかな?それとも草履?草履って室内ばきか?疑問誕生。はあ

 

とにかく、と言うことは日本と同じ条件の国はそもそも靴を脱ぐ可能性が高いってことが推理できる。コナンくんみたいに。すると、まあ確かに高温多湿な国々の東南アジアや東アジアは脱ぐところが多いらしい。経験で言うと、中国の北京では玄関は小さかったけど靴を脱いで、スリッパに履き替えた。(ホームステイ)ただ中国は広いので地域差があるらしい。韓国の伝統的な靴下とかどうなってるんだろうなぁ。

 

他にも靴を脱ぐ国があって、それがフィンランド。あとカナダもそうらしい。ただここら辺は曖昧な面も大きい。理由は雪国で、靴に雪がつくから。そのまま家の中に入ると水になって家が痛む。それにこの二つの国は森林国だから家が木材でできている可能性も大きい。しかし多くの玄関に段差はなく、マットがあるだけで下駄箱も小さかったりするらしい。あと大きい玄関と小さい玄関があって、親しい人は小さい方で脱いでもらって初対面の人や客人は大きい方までどうぞって感じだそうだ。これは家によるけれど。この条件からいくと北欧系やロシアなども脱ぐのかもしれない。世界地図に色を塗りたくなってきた。

 

まとめると、高温多湿or雪国あと建築材料が木材→靴を脱ぐ。逆に言えば乾燥しているところは靴を脱ぐ必要性が少ない。

補足:靴を脱がない国、特に多くのヨーロッパの国などは素足は人に見せるものじゃないって考えも根底にあることが理由にあると思う。「花のおみ足」みたいな?もうちょっとシビアかもしれない。

 

脱ぐ脱がないの攻防戦 

ここで、とりあえず上下足の区別に関する条件はまとまったけれど、いろいろ調べるとまだあった。というかこっちが本題?

 

最近は今まで靴をあまり脱がなかったアメリカやヨーロッパ(北欧除く)でも靴を脱ぐ人がいるらしい。理由として、清潔感があるから、家の建築材料が高級木材になったから、などがあった。日本で「靴を脱いで!」(「take off your shoes」?)と書いてあるのを見て、「当然でしょ?」とか思うらしい。ええーそうなの??と言う第一感想である。

 

でも難しいのが、脱ぐ人もいれば脱がない人もいるということだ。

元が脱がない文化だから、「脱いでください」というのはかなり勇気がいることらしい。

・親しい友人や家族には靴を脱いでって言えるけど、そうでもない人には言えない。でもそうすると床が汚れる…。

・おばあちゃんは絶対に脱いでもらうようスリッパを置いていたけどあれは勇気がいる。

・靴を脱いで欲しいけれど玄関は小さく靴を置く場所がない。

など。どこかのブログのものなので信用度は微妙だけれど、ここで嘘をついても利益がないと思うので信用してしまう。こういうこともあるのか、、大変!と思った。

日本や元々脱ぐ国みたいに全員一致ならいいけれど、そうじゃない場合はね、、。日本人的には土足で入られたりしたら床を掃除している努力が水の泡!って感じですから、中途半端とかは一番困るだろう。

 

繊細に…

以上謎の「テーマ:土足文化」は終わりです。だんだん脱ぐ方向性になっているのかも、という感想。そして多くのことに置いて欧米、海外=ぱっきりはっきりしている 日本=曖昧、ほわわーんとしている と思いがちだけど靴に関しては真逆と言っていいくらいでした。あのがたいも良くてHey!みたいになんでも決めそうな外国人(ものすごいステレオタイプ笑)の人が靴を脱いでって言うのどうしようかな…てなっていると思うと不思議です。

 

そして個人的に靴を脱ぐ文化は大好きです。足がリラックスするから。さらに蛇足でいくと、海外旅行でホテルに泊まるとき室内用草履を持っていくととてもいいです。感触が日本…!となる。草履を海外で売ったらいいのではないかと少し思った。

今回適当ブログの残った疑問は

・江戸とかの靴事情 ・韓国とか他国(東、東南アジア)の伝統的な靴や靴下

・アフリカは?南米は? ・玄関の段差をつけたのはいつからか

とかそんな感じです。

 

ありがとうございました。コロナ早く終わるといいです。