suzunari’s blog

大学生ののんびりブログです。

受け入れてくれる優しさ

お題「もっとも印象に残っている先生」

はじめに

 こんにちは。なんです! 今日は前から書きたいな〜と思っていたお題があったので、書いていきたいと思います。そういえば前回のブログで好きな本を紹介したらたくさん星を頂けて嬉しかったです。読者さんもなんだか増えてくださってびっくり! ありがとうございます。今後も継続して書いていきたいです。

 

中学校の部活の先生!本当にありがとう

 今回のお題は「印象に残っている先生」ということで、「もっとも」とあるけれど絞りきれなかったのでメイン二人とその他好きだった先生を書いちゃいます。メイン二人のうち、一人は中学時代の部活の先生です。本当に本当に私にとっては、とても良い先生でしたね。

 この先生は部活(運動部)の顧問を自分が3年生の時に担当していて、関わったのは最後の数ヶ月なんですけど、あまりにも濃い時間だったのでもっと長い期間お世話になったかと錯覚してました笑。私はあまり競技は強くなくて後輩や同学年のエースの子の方がずっと上手かったのですが、なぜか部長をやっていてそれはそれは上に立つのが下手すぎて大変でした。だから尚更先生に感謝しています。

 

 一番印象に残っているのは、自分が人に怒る事がとても苦手なのを理解してくれて、それをそのままでいいよって認めてくれたことです。(こんなイケメン風の言い方では多分ないけど笑)普通は人に怒れない人に対して、嫌われたくないから怒れないんだと考えて、部長なんだからしっかり叱らなきゃダメじゃないかって言うんですけど(実際よく言われましたね)、私は「嫌われたくないから」叱れないというよりも、もっと純粋に「誰かに叱ること」が苦手なんですよね。その時はわからなかったけど今はそう思います。人に叱る前に、自分が完璧な状態でいなきゃいけないと思ってしまって、そうじゃない自分が怒るのは理不尽だと感じてしまう。そして私は理不尽なことがとても嫌いなので、それをしてしまう自分に嫌気が差すんですよね、、。あとは、叱るのはエネルギーがいるし全部は相手に伝わらずに無意味なこともあるし、面倒臭いなって思いがちです。労力使いたくないなぁ、、って思ってしまう笑。

 こんな自分勝手な理由ですが、とにかく人を叱るのが苦手な自分に対して、コーチとかは「もっとちゃんと怒れよ、まとめろよ」って仰ってたんですけど、どうしても無理だったんですよね。先生には3年生の4月に顧問になってくれたときに、「私は叱るのが本当に苦手なんです。」って言ったら「わかった。」って理解してくれて、代わりに先生が厳しくしてくれたんです(感動して今泣きそう)、、。あれは本当に嬉しかったし、狭い世界でどうにもならなかった自分が救われたように思います。今思うとコーチだって間違ってないし、本当は部長なんだから厳しくしなきゃいけなかったのもわかるんですけど、結果的には先生の行動は、私にとって凄く良かったなと思います。おかげで競技を好きなままで高校でも同じ部活を選ぶことができたし、中学でも高校でも、同じ部活の人とは今でも仲良くできているのは先生がいてくれたからだと思っています。

 

(話がものすごく長くなりそうなのでもう一人の方は別記事にします笑)

 

 もう一つ顧問の先生に関して印象的だったのは、競技の団体戦で、シングルスかダブルスを選択する話の時のことです。結構どちらをやるかで誰が団体戦メンバーに選ばれるとか、組む相手とかが色々と変わるので重要なんですけど、私は優柔不断でちゃんと決められなかったんです。(結構自分ダメダメだな、、笑)というか正直どっちでもいいな〜と思っていて、でもそれを言葉にしたらやる気がないと思われるかなと思って言えませんでした。先生は一人ずつ個別に話を聞いてくれて、私の時は「やる気がないように聞こえるかもしれないんですけど、本当にどちらでもいいんです」と言ったら、「いいんじゃない?」っていう軽い感じで答えてくれて、あっそんなふうに受け入れてもらえることだったのか ってとてもホッとしたのを覚えています。やっぱりまだ中学生なので、いくら大人びていたり言動がしっかりしていても(そこまでちゃんとしてないけど)、世界の考え方自体が狭かったんですよね。だからあっさり認めてもらえて結構びっくりしました。

 

受け入れるって大切

 そんな感じで、今思うと結構ダメダメでくよくよしている部長だった自分にとって、最後の数ヶ月ですが全力でサポートしてくれた先生には本当に今でも感謝しかありません、、。お世話になりました。部活の大会だって休日返上で(一応給料ちょっとだけ出るとか言ってたけど)来てくれたし、最近は教員の方の忙しさも問題になっているからあんなことはできないと思うけれど、それでも本当に良い先生でした。その後の後輩の代や私の聞いたことのない先生の授業については賛否両論あるっぽいのでわかりませんが(笑)、私にとってはNo. 1の恩師だと勝手に思っています。専門外の競技なのにストレッチ方法を調べて教えてくれたのもちゃんと覚えています笑。何よりもあんな不安定な時期の私たちを抱えて、引退まで見届けてくれて本当にありがとうございました。きっと私にとって良い先生だった理由は、自分のダメなところをちゃんと受け入れてくれた気がしたからだと思います。人に叱ることが苦手なこととか、面倒くさがりでドライなこととか、優柔不断なこととか、、。直さなきゃいけないとは多分一度も言われませんでした。それが100%良いこととは言い切れないけど、やっぱり一度受け入れることは大切だよなって思います。それだけでこんなに救われている人がいるのだから、肯定は大事です。

 

おわりに

 もう一人印象に残った先生を書きたかったのですが、2000字超えてしまったのでそれは次回にしたいと思います。生徒の目線から見ると、先生の与える影響って結構大きいんですよね。自分は本当に感謝しているし、その後の人生にも結構影響を与えてくれました。今どうしているかはわかりませんが、健康で幸せにいてくれることを心から願っています。ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

5月も健康に生きていきたいですね。