suzunari’s blog

大学生ののんびりブログです。

ちょっとだけ愚痴りたい話

はじめに

 こんばんは、なんです。ちょっと悲しいことがあったので吐き出します。ちなみに今回は、最初から最後まで暗いです。明るくなれなくてごめんなさい、、!

 

自分だけ症候群

 今コロナウイルスはオミクロン株が大流行していて感染者数も急増しているじゃないですか、そのことです。自分はいわゆる「若者」なので周りの人は結構遊んだり外食をしたり旅行をしたりとどうしても見えてしまうのですが、家庭が医療関係に近い事情もあって板挟み状態になっているのが非常にきついなあと思います。もちろん周りの人も、自分が家で自粛をしている時はSNSなどであげているものばかり目に入るから総量として遊んでいるイメージがついてしまうのはわかるのだけれど。正直怖いなぁとかちょっと延期にしたいとか、言い出しにくいし言ってもあんまり実感されない気がするなとは思ってしまいます。

「コロナ最近怖いよね、大丈夫かな、自分は今日親に心配されてかなり大変だったんだよね」「あ、そうかなー?」みたいな。まあそうじゃない人もたくさんいるんだけど、、、一人でいるとそういうことばかり考えてしまう。ちなみにオミクロンについてはかかることによる身体的リスクよりも社会的リスクが遥かに大きくて怖い。だから人によってしまうのだろうと思います。私も一人暮らしで、もっと気が楽な立場だったらきっと楽しく過ごしていたかな。

 

 色んなことが制限されだすと、いつも「私ばかり」と思ってしまう。ちゃんと見れば社会人や中高生は色んな我慢を強いられているのだと頭ではわかっていても、不幸を比べたところでなんの意味もないから元気になんてなれない。全員が自粛しているわけでもないから尚更そう思ってしまう。

 自粛している人は、コロナが落ち着いたのは自分達のおかげで、遊び歩いている人はそこをわかっていない、誰のおかげだと思っているんだと思いたくなる。そうじゃない人はどうしてあんなに怖がっているのか、馬鹿みたい、と思っている。と極論この二つの立場になりますよね。自分は両方感じたことがあるのでそう思います。自粛している時は、本当に、どうしてあの楽しそうな人たちは感染症にかからないで私たちがずっと我慢をしているのだろう、誰がどうやって医療体制を必死に繋ぎ止めていてあなたたちが病気になったときに助けられるようにしているのかわかっているのだろうか、と心のどこかで考えてしまいます。(逆の時は、そんな死ぬわけじゃないし時間が勿体無い、怖がりすぎなのでは?となる) 

 

 私ばっかり我慢している、時々遊びに行きたいと言うときに、私だけがこの感染症のせいで家族と言い争いをして、遊び歩くことで生活を危険に晒していると言われる。それは間違っていないのだけれど生活を盾にしないでほしい。何も間違っていないのだけれど。それに好きで口論なんてしているわけじゃないのに。

 誰も悪くないはずなのに、誰かを悪者にして報いを受けてほしいと願ってしまうし、自分に同情したくないのに、どこかで貢献を認めて欲しがっている気がする。自分だけ、自分だけ、、!となってしまう私がちゃんと存在している。いくらでも仮定の話が出てきてしまう。(○○じゃなかったら、と)自分の中では制限したつもりの時に、あなたは楽しくやっていると言われると虚しくなる。そんな比較を永遠にしたところで誰が幸せになれるのかな。

 いつか報われるとか、いつか苦しくなくなるとか、ずっと思ってきたけどもうこんなにも年月が経ってしまうから、自分のこの数年は一体なんだったのだろうとふと思ってしまう時があります。楽しいことやよかったことだって沢山あったはずなのに、それを覆い隠すには十分な量の諦めが記憶を占めていて、こんなことがいつまで続くのだろうと思ってしまいます。

 

言葉

 私の好きな言葉に「人には人の地獄がある」というものがあるのですが、本当にそう思います。不幸比べほど無意味で無価値なものはないと、この数年でとても感じました。もう一つ好きな言葉は「自分に同情するな。自分に同情するのは下劣な人間のやることだ。」と言う台詞で、村上春樹さんの『ノルウェイの森』に出てきます。主人公ではなくちょっと変わった登場人物が言う言葉なのですが、自分を可哀想可哀想したくなってしまう時にいつも思い出します。

 

おわりに

 あまり愚痴は人に言わない(と自分では思っている)性質なのですが、今回はどっぷり書いてしまいました。(しかも全世界?に笑)全員自粛、全員自由、と極端にしてくれたら自分のような中間に位置する人がどれだけ楽か、と思います。(そんなことはできないだろうことはわかっているけれど、、)今これを書いているのだって、読んだ人がちょっとでも自分の行動に罪悪感を持ってくれればいいのに、と言う最悪な思想が頭の隅にあることは否定しません。酷くてごめんね、でもこうやって書くことができて自分は少し楽になりました。少しでいいから知って欲しかっただけなんです。言葉にしないと誰にも気づかれないまま私の頑張りが消えていくように思ったので悲しくて書いてしまいました。許してくれたら嬉しいです。

 最後まで読んでくれてありがとう。

 

 

 

1日も早いコロナの収束を願います。

ありがとうございました。