suzunari’s blog

大学生ののんびりブログです。

夢の国紀行

はじめに

 約一ヶ月ぶりですが、私はなんとかレポートとオンラインテストという課題の山(むしろ自分の屍かもしれない笑)を乗り越えて夏休みに入りました!ただただ嬉しい。と言っても今年は悲しいけど今までと異なる夏休みなんだろうなぁ…と思っていたんです。

 が、タイトルでわかる通り夢の国に一応行った(行ってしまった)ので主にその様子とか、最近のコロナについて思うことを書いていきたいと思いますー。

 

動くのか止まるのか

 まず、今まで外出自粛、友達に会うのも難しいし我慢するべきだよなあ、と主張していたのにそんな所に遊びに行っていいの!ていう指摘はご最もです。自分自身もとてもとても悩んだし、家族ともなんども話し合いました、、疲れた。まあ大した思考能力もない1大学生としては、今の状況は頭痛がするほど難しいんですよね…。みんなそうかもしれないけれど。やっぱり、この状況下で動くべきか止まるべきか?っていう二項が完全に対立してるからどちらを選べばいいのかわからない。ネットやTV、新聞からの情報を元にしても、そもそもが未知の病気だし統計の取り方やグラフの並べ方一つで180度変わってしまうこともあるから何を明確な指針にすればいいのか迷ってしまいます。

 一応コロナウイルスは今の所致死率がインフルエンザの10倍ほどとされているし、(ただ年齢別で考えるとどうなるのだろう、、)感染力がかなり強いこともわかる。でも無症状でそのまま回復したり、検査で陰性が続くのに本当は陽性だった偽陰性が出たりするなど、うーん結局どう身構えればいいの?ともなる。

 個人的結論としては、外食は控えて他グループとの感染がありそうな場合は自粛、グループ内の人がよく遊んでいて感染の危険がありそうだったり、体調不良だったりするときは遊ぶのをやめようと考えました。あと基本的に遊びに誘ってもらわないように各SNSで呟いた。私は本来どこでも誘われたら二つ返事でOKしてすぐついて行く、いわゆるフッ軽?みたいな人だったので誘いを断るのがもう本当に辛いんですよね…。まさに身を切られる思い。だからしばらくシャットダウン状態に移行しました。

 

夢の国にコロナはあるか? というか暑い?

 そんな迷いの中結局夢の国に行くことに決めたわけですが、やっぱり外食は無理なので11時〜14時の3時間だけ入園することにしました。その間なら外食はもちろんお手洗いも行かなくていいし、14時入園組がいないので少し人も少ないかなと思いました。ただ夢の国に行って陽性だった人や、イクスピアリの従業員が陽性だったなどの情報がネットにあったのでやはり不安も大きかった…。それにグループ内の友達についても100%疑ってないとは言い切れません、、悲しいことです。

 

 実際に行ってみてまず思ったことは、とにかく暑い!!!の一点です。今年の夏は基本家だったのでエアコンなしで過ごしていても「例年より涼しくない?」と言っていた自分を叩いてやりたい。直射日光の強さを完全になめてた。照り返しという概念を久々に感じました。日傘、日焼け止め、扇子まで持っていったけど本当に暑い。マスクの中で汗が流れるので時々外してタオルで拭かないといけなかったです。コロナより先に熱中症で死ぬんじゃなかろうか…と半ば本気で思いました。(しかも3時間しかいなかったのに)夏のマスク事情は想像を絶して厳しいのだと実感しました。キャストさんは大丈夫なのだろうか。心配です。

 

 そんな感じで暑さでマスクを外す頻度は多いし、写真を撮る時はマスクを外す人も多いだろうからグループ内での感染はさすがに夢の国でも防げないだろうと思いました。メンバーに感染者がいたら移ってしまうんじゃないかな。ただ無症状の感染者の場合呼気で移るのかはよくわからないのでそこは謎です。

 夢の国の感染対策としては、アトラクションのお話タイムが無くなって密を防いでいたのと体温測定、それにグループ間で若干距離を保っているような感じでした。8月に入って入園者の数は増えているので、正直スカスカ!という雰囲気ではなかったです。あと乗り物の手すりとかを毎回拭いているのかなと何となく期待していたのですがそんなことはなかったのが少し残念でした。(大丈夫かな、夢の国の刺客に消されないかな)距離を保つラインがあったりキャストさんの「離れてください」という声かけはあったものの曖昧になっている場面も多かったです。飲食店では他グループとの距離も近かったので、少し心配になりました。基本は感染の危険があるのはグループ内、でも他グループとの関わりも思ったよりも多いなあ…という感想です。友達と早く離れるのは悲しいけど、やっぱり外食なしにして途中で帰ったのは正解だったかな、と正直思いました。(暑さ的にも厳しかった)

 

 ちなみに帰ってから速攻でシャワーを浴びました。笑

 

正解はあるのか?

 とりあえず、なんだかんだ気をつけながらも遊んでしまった訳です。よって今年はお盆のお墓詣りも親戚の集まりも不参加、夢の国後2週間はバイト以外自宅待機だし苦手な漢方薬を予防のために飲まねば…。ということでかなり大きい代償でした。まあそんなの医療従事者の方や経済低迷で大打撃を受けている方々に比べたら本当に「黙れっ」ってくらいのことなんだと思うんですけど、、。すみません。

 ところで話を真面目にしてみると、このコロナ騒ぎ、現状なにが正解なのかは誰にもわからないと思うんですけど、政府や世界全体としては何を求めているのかなーとよく思います。一応感染者が増えてる現状だけどもう都市封鎖はしないみたいだし、ワクチンが出て落ち着くのを待っているのだろうか。重症者や死者さえ急増しなきゃいいかなー、みたいな?その考えってすごく医療従事者にキツいと思うんですけど…。まあ最近結構ちゃんと抑え込んでた韓国やニュージーランドでも新しく感染者が出てしまったから完全な封じ込めは不可能なのかなムードも漂ってますしね…。夢の国から帰ってみるともう現実は見事に霧の中状態です。というか夢の国だって霧まみれだけど。

 

 こんな動乱状態になってつくづく思うのは、いかに立場が異なることで考え方や行動が変わっていくんだろうということです。例えば私が老舗旅館の後継ぎだったり、夏の最後の大会で大学を決めようとしていた高校生だったら全然言っていることが変わったと思う。高校生のとき、自分がいかに両親の意見が正しいことを前提にしていたかということに気づいて驚いたことがあるけれど、同じように両親の職業からくるコロナに対する考えは強く自分の考えに影響する気がします。大学生の中でも実家暮らしか一人暮らしかで大きく行動が異なることもありますよね。あと、コロナと直接関係ないけどいつも思うのは、自分が同年代=大学生と捉えてしまうことの駄目さ加減です。毎回注意されるのですが無意識に大多数の人=全体としていて、実際同年代で社会人として働いている人を何人も知っているのにそういう発言をしてしまうのを気をつけなければ…!と思います。

 どんな状況であっても立ち位置をひょいっと変えられて違う人の思考ができることはすごく役に立つのではないかな〜と思う今日この頃です。

 

 

 

 コロナが収束して再び夢の国に行けるように願います。

 ありがとうございました。