suzunari’s blog

大学生ののんびりブログです。

大学生の日常も、大事?

はじめに

 一ヶ月ペースでのろのろとブログを書くかな…と思っていたにも関わらず約二ヶ月ぶりとなってしまいました。課題が大変だったんだなぁ。今回は、1週間前ほどにTwitterで盛り上がっていた#大学生の日常も大事だ のタグに色々思うところがあったので1大学生として記録しておこうと思います〜。

 ただし大学生の中でもっともダメージが少ないと言われる2年生なので主語を大きくするのはよくないですね、笑

 

#大学生の日常も大事だ

 まず先ほどのタグ運動ではなにを言っているかというと、一通り見た感じでは大学の授業がコロナの影響でオンライン授業になったことに関して、あと後期授業がオンライン授業になりかけていることに対して

・オンライン授業の学費に対して質が悪い (頑張ってくださる先生もいるが)

・ずっとパソコン相手なので眼、肩、腰にきて辛い

・以前より確実に課題が増えて、しかもパソコンなので上の辛さも相まって大変

・小中高、会社は再開して友達や同僚に会えて、会食をしていることもあるのに自分たちだけできないのはおかしい

・大学生の青春がなくなる (友達関係とか)

・少しずつ対面授業を再開して欲しい

みたいなことを述べていました。

まあ率直に言えば共感するところもあるかなあというくらいでした。

 

オンライン授業とは

 まず授業に関してだけ言えば、これは大学はもちろん先生によっても大きく異なるので一概にいうことなど不可能なのですが、「そんなにオンライン授業だめ?」っていうのが本音です。これは私が理系なのもあるかもしれないが物理系とかは黒板解説してくれてとてもわかりやすいし、よくわからなければ戻って聞ける、わかるところは1.5倍速で聞ける、まず家で授業を受けるので寝ることがない、など利点が沢山なのである。まあ逆に英語を話したりゼミで討論、とかの授業がそもそも少ないので喋る系は大変なのかなとも思う。

 また、オンライン授業の質が悪い!と言っている人が新入生の場合は、ただでさえ大変な年に入学した人にこんなことをいうのはあれなんだけど、そもそも大学の授業は全部がそんなきらっきらに輝かしい、いい先生でいい授業な訳じゃないと思います(思いっきり煽ってますねごめんなさい)。私の同級生でも今年度入学の人はいるけどね…。だからオンライン授業の質が悪いのではなく単に授業の質が悪い泣 っていう可能性も十分あります。なんなら実際の大学だとたまに授業不参加の人や寝てる人だっているから。私も高校時代から内職大好きだし。

 

 だからオンラインが本当に悪者なのか?てことを思います。

 

パソコン問題、あと大量の課題ね

 次に・パソコンが疲れて大変ー鬱になるという書き込みが多かったです。これには、勿論共感はする。私はあの体勢だと肩が痛くなるんですよ、凝っているのかなぁ。あと運動が少ないからかもしれない。でもこれは、大変〜っていうのはわかるけど、誰のせいでもないのでは?って思う。まあ、仕方ないでしょう、ってことです。高校まではパソコンをずーっと使って来ることは少なかったから大変だけど、オンライン授業か否かに関わらずレポートや設計では元からかなりパソコンを使うし、社会人になったらオフィスでずっとパソコンの可能性だってあるはず。それを大学のせい、コロナのせい、オンライン授業のせいにするのはちょっとなあと疑問を感じます。愚痴も言えないのか!と怒られる図が浮かんだので言っておくと、別に「大変!!」ていう台詞は沢山言っていいと思うんだけど、それを「〜のせいだ!ひどい!どうにかしてくれ!」って言い過ぎるのはおかしいんじゃないかな、ということです。勿論例えば政策とかに関してこういう批判をするのはいいけれどパソコンで疲れるっていうのは自分でまず対策を考えてから言えばいいのではないでしょうか。なんでかというと、パソコンが大変だからどうにかしてくれっていうのは、サラリーマンが事務仕事に配属されて、「(本当は営業がよかったのに)パソコン辛すぎて嫌なんですけど、どうにかしてください」って言ってるのと似ている気がするからです。まあ過労死なみに大変な場合はちゃんとしたところに相談するべきだけれど。あと蛇足では、そんなに簡単に鬱って言っていいの?と少し思いました。これはもう少し深い問題になりそうなので今回は保留。ちなみにパソコンはブルーライトメガネを買ったらいいですよ。

 そして大量の課題!これもパソコン同様共感はするけど、(実際ものすごく大変だった)コロナのせいではないのではーと思います。自分でできなかったくせに言いますが、オンラインで通学時間、遊びがなくなりバイトも少なくなり自分の時間はすごく増えたはずなんですよね普通は。だから課題量が増えてもそれをこなす時間も増えてるんです。(まあだらけたので大変だったけど笑)課題をこなすのが大変なのは、特に1年生はやり方(手の抜き方とかね、大事)も慣れてないのでよくわからない、友達にすぐ聞くことが難しい、とかがあるから大変なんだと思います。だから大学生全員じゃないでしょう。そもそも私の建築学科はオンラインだとかコロナとか関係なく元から徹夜パーティーで課題は大変だったので増えてはないです、元から多いだけ。これは個人的予想だけど、そういう学科は他にも多いと思います。

 

 ここに関しては確かに「めっちゃ大変だよね!」だけどコロナとかオンラインのせいではなくないかなー?てことです。

 

友達に会いたい 大学生だけ忘れ去られてる??

 最後はこれですね〜。友達に会いたいのはわかるけど、大学生だけかわいそう、他の学生や社会人はずるい、っていうのはよくわかりませんでした。友達に会いたい気持ちは大事だし、そう思える相手がいるのは幸せなことだと思います。でも他の人のことを考えたら実際には会えないのは自明じゃないかあとも思います。それに、私はこの状況で友達に会っても相手が感染者じゃないか疑ってしまって、友達を疑う自分に悲しくなるし、外にいることで常に気持ちが怯えるから早く(多分安全な)家に帰りたい!と思ってしまってあまり再会を心から喜べないと思う。これは3月に友達と会った時すでに思ってた。それに、自分が感染したことで家族に感染したら最悪家庭が崩壊する可能性も十分にあるのだからその可能性を乗り越えて会いにいくなんて、なんてメンタルが強いのだろう、、とインスタのストーリーをみていつも思います。友達、恋人関係は難しいもので自分は怖いからあまり外に出たくないタイプだけど、相手が気にしない感じだと断り続けると付き合いが悪い人のようになって関係が壊れるんじゃないか、と思う場合もあると思います。みんなが「会いたいよね!いつがいいかな?」と言っているところに「私は無理」と言って場をしらけさせるのもなあ、みたいなね。でもこういう非常事態にある意味根本的な価値観が合わないのならそれはしょうがないと思います。別に価値観が異なるから関係が破綻するわけではないし、大学生ならほぼ大人だから「じゃあしょうがないね」ってなるはずですよ。そんなにすぐハブられたりする世界じゃない。無理に会いに行ってああ行きたくないのにな、断りづらいな、ってもやもやした気持ちを残すくらいならきっぱり断った方がお互いのためだと思います。もやもやが残ると、結構ひきづって、相手のことを嫌いになってしまう可能性だって大いにありますから。だから自分の気持ちに素直になるべきです。逆に遊びたいー!が第一の人は他人とか周りの人のことをもう一度考え直して、それでも行くなら行けばいいと思います。ただ自分が相手に気持ちを押し付けてないか、本当は嫌がってないか、考えないといけないと思います。

 そして大学生と他の学生、社会人の比較は正直あまり意味がないと思います。そもそも大学生がかわいそうなんじゃなくて、登校必須な小中高生がかわいそうなのでは?という意見も一理あるなあと思いました。小中高生ではオンライン授業は設備的にも能力的にも大変だし(特に小学生)親が共働きの場合家に子供がずっといるのも難しいです。そういう縛りのない大学生(高校生もできそうですが)だから登校しなくてもある程度の授業がちゃんと受けられて、勉学ができるわけであって、、むしろ感謝です。友達と青春できない!ていうのはわかるけれど、他の学生も色々なことを縛られた上で登校しているのだから単純に羨ましいというのは安易じゃないかなあと思います。何より、大学生は他の学生や社会人に比べて圧倒的に自由なことがコロナ禍では問題なんですよ、多分。授業後飲み会できちゃうし、行動範囲は広いし、組織に縛られていることもない(または拘束力が弱い)。社会人は変に動いて感染したらクビにはならなくてもある程度レッテルは貼られそうだし、会社から感染するな!と言われています。小中高生は学校の拘束力が強いですしね。だから立場的に、全体の感染を抑えるために一番ちょうどいいんですよね。行動を止めても本分である勉学は一応できるし。ここで、「大学生だって人なのにちょうどいいから犠牲になるなんて!」という反論?が思い浮かんだけれど、それは犠牲とは言わないと思うなあ。だって感染者が増えて困るのは病院で働く医療従事者の人、その影響で経済が停滞して社会人が困るようになっていくわけです。医療従事者はコロナ禍ではなぜか『命をかけて患者を救うことが仕事』みたいになっているけどこれっておかしいよなあと思うのです。基本姿勢は・命を救うこと、その手伝いをすること であって、そのために・自分の命を危険に晒すこと は含まれていないじゃないですか。なんでいつの間にそれ含めたの?という感じです。そういう概念のすり替えって本当に怖いですね。もちろん医学では手術の時とか患者の病気が医師に移る、など危険性は元からあるけれど、今言われているように等価的なものではないはずだと思います。それに医療従事者の人は自分がどんなに感染に気をつけていても、仕事だから平常の何倍も感染リスクの高い場所に行かなきゃいけないわけです。だから大学生は犠牲になっていないと思うんです。そして、教育は未来への投資としてとても大事だけど、大学生が会って遊んで飲み会をして、、っていうのが教育ではないのでは?コミュニケーション能力!というとかっこいいけれどそれは大学だけじゃなく培えるし、実家だと家族がいるし、一人暮らしなら自分自身について掘り下げてみればいいと思います。そういうのもコミュニケーション能力に繋がるのではないでしょうか。

 

 全体としては、大学生も周りの状況を考えた方がいいんじゃなかろうか…という感じです。

 

新大学生の日常を考える

 最後に。なんだかとにかく#大学生の日常も大事だ を批判しまくる内容になってしまいましたが、、。愚痴は吐いた方が全然いいと思うし、この活動自体にうるさいなあ、とか思っているわけでは全然ないけれど、読んでいて気が滅入ったのは確かです笑

多分いろんな感情がごちゃ混ぜになって、(会いたい!課題辛い!コロナやだ!みたいな)どうにかしてほしい〜という状況なのだと思うし、最小ダメージな2年生としては友達関係が大変な1年生、就職活動大変な3年生、最後の一年なのに…っていう4年生、そして院生の方々に「本当にお疲れ様です…。」という気持ちであることはここに書いておきます。ただ、解きほぐせばそれぞれ解決法とか、どうしてダメなのかとか、最良の選択?とか方法みたいなものが少しは見えてくると思います。そういうことを考えられた機会という意味ではこの運動は個人的には有意義だったかも!しれません。(有意義ってなんだかすごく上から目線なワードですよね、なんでだろう)そしたら新しい大学生の日常が誕生するかもしれないなあ、なんて思ってみたりしています。そんな感じで、愚痴吐きながら頑張りましょう〜。

 

 

コロナの一日も早い収束を願います。

ありがとうございました。