suzunari’s blog

大学生ののんびりブログです。

実は建築学生

はじめに

1ヶ月ぶり。書くのって大変なんですね…。村上春樹さんの書評書こうとして折れました。

今回は、実は建築学生の私がレポートで書こうとして調べたのに内容的に一言も使えなかったことを書くだけです。

 

上下足の区別   靴、脱ぐよね?

土足で家の中に上がる! 

想像しただけでかなり嫌な光景。泥棒でも靴は脱ぐんじゃなかろうか。足跡がつくし。

とにかく、靴を脱ぐのって日本では当然ですよね。で、海外では土足文化が基本な気がする。

フローリングも畳も汚れるし、絶対脱いだ方が楽だし靴履きっぱなしだと疲れるから日本でよかったーとか私も思ってました。

 

でも今回不意に海外の土足文化について調べると案外面白いことがわかった。

 

実は脱ぐ

結論はこうですね、先に言うと。思ったよりも最近は靴を脱ぐんですね。あと国による差が結構ある。なぜ無条件に一括りにしちゃうんでしょうねー。

日本がそもそも靴を脱ぐのは、高温多湿だし木や畳の床が痛むのを避けるため。だから庶民、農民は脱いでいなかったかなとも思う。多分江戸時代とか脱いで足袋で歩いてたのかな?それとも草履?草履って室内ばきか?疑問誕生。はあ

 

とにかく、と言うことは日本と同じ条件の国はそもそも靴を脱ぐ可能性が高いってことが推理できる。コナンくんみたいに。すると、まあ確かに高温多湿な国々の東南アジアや東アジアは脱ぐところが多いらしい。経験で言うと、中国の北京では玄関は小さかったけど靴を脱いで、スリッパに履き替えた。(ホームステイ)ただ中国は広いので地域差があるらしい。韓国の伝統的な靴下とかどうなってるんだろうなぁ。

 

他にも靴を脱ぐ国があって、それがフィンランド。あとカナダもそうらしい。ただここら辺は曖昧な面も大きい。理由は雪国で、靴に雪がつくから。そのまま家の中に入ると水になって家が痛む。それにこの二つの国は森林国だから家が木材でできている可能性も大きい。しかし多くの玄関に段差はなく、マットがあるだけで下駄箱も小さかったりするらしい。あと大きい玄関と小さい玄関があって、親しい人は小さい方で脱いでもらって初対面の人や客人は大きい方までどうぞって感じだそうだ。これは家によるけれど。この条件からいくと北欧系やロシアなども脱ぐのかもしれない。世界地図に色を塗りたくなってきた。

 

まとめると、高温多湿or雪国あと建築材料が木材→靴を脱ぐ。逆に言えば乾燥しているところは靴を脱ぐ必要性が少ない。

補足:靴を脱がない国、特に多くのヨーロッパの国などは素足は人に見せるものじゃないって考えも根底にあることが理由にあると思う。「花のおみ足」みたいな?もうちょっとシビアかもしれない。

 

脱ぐ脱がないの攻防戦 

ここで、とりあえず上下足の区別に関する条件はまとまったけれど、いろいろ調べるとまだあった。というかこっちが本題?

 

最近は今まで靴をあまり脱がなかったアメリカやヨーロッパ(北欧除く)でも靴を脱ぐ人がいるらしい。理由として、清潔感があるから、家の建築材料が高級木材になったから、などがあった。日本で「靴を脱いで!」(「take off your shoes」?)と書いてあるのを見て、「当然でしょ?」とか思うらしい。ええーそうなの??と言う第一感想である。

 

でも難しいのが、脱ぐ人もいれば脱がない人もいるということだ。

元が脱がない文化だから、「脱いでください」というのはかなり勇気がいることらしい。

・親しい友人や家族には靴を脱いでって言えるけど、そうでもない人には言えない。でもそうすると床が汚れる…。

・おばあちゃんは絶対に脱いでもらうようスリッパを置いていたけどあれは勇気がいる。

・靴を脱いで欲しいけれど玄関は小さく靴を置く場所がない。

など。どこかのブログのものなので信用度は微妙だけれど、ここで嘘をついても利益がないと思うので信用してしまう。こういうこともあるのか、、大変!と思った。

日本や元々脱ぐ国みたいに全員一致ならいいけれど、そうじゃない場合はね、、。日本人的には土足で入られたりしたら床を掃除している努力が水の泡!って感じですから、中途半端とかは一番困るだろう。

 

繊細に…

以上謎の「テーマ:土足文化」は終わりです。だんだん脱ぐ方向性になっているのかも、という感想。そして多くのことに置いて欧米、海外=ぱっきりはっきりしている 日本=曖昧、ほわわーんとしている と思いがちだけど靴に関しては真逆と言っていいくらいでした。あのがたいも良くてHey!みたいになんでも決めそうな外国人(ものすごいステレオタイプ笑)の人が靴を脱いでって言うのどうしようかな…てなっていると思うと不思議です。

 

そして個人的に靴を脱ぐ文化は大好きです。足がリラックスするから。さらに蛇足でいくと、海外旅行でホテルに泊まるとき室内用草履を持っていくととてもいいです。感触が日本…!となる。草履を海外で売ったらいいのではないかと少し思った。

今回適当ブログの残った疑問は

・江戸とかの靴事情 ・韓国とか他国(東、東南アジア)の伝統的な靴や靴下

・アフリカは?南米は? ・玄関の段差をつけたのはいつからか

とかそんな感じです。

 

ありがとうございました。コロナ早く終わるといいです。